探索日:2021年12月4日
今年も茨城県の常陸大宮市の玉川にメノウを探しに行ってきました。ちょうど一年ほど前にも赤メノウを求めて玉川に来たのですが、赤メノウは小さいのが一つしか拾えなかったのである意味リベンジ的な探索になります。
昨年訪れた玉川でのメノウ採取の様子はこちらから。
玉川の赤メノウ拾いへ
赤メノウ拾いへは、埼玉県の自宅近くのさいたま新都心駅から電車を乗り継ぎ常陸大宮駅へ。自宅から片道4時間近くかかります。
常陸大宮駅で準備を整えてから15分ほど歩き玉川へ到着。
玉川の方は数日前にまとまった雨が降った影響が残っており、まだ若干の濁りと増水気味。そしてこのような状況でも数名の方がウェーダーを履いて川の中でメノウを採集しています。人の事は言えないですが、玉川のメノウは人気ですね。
私の方はトレッキングシューズなので川沿いの道を歩き、土手から降りられそうな河原を探します。川沿いの道では河川工事中の場所もあり、土砂を掘り起こしている所も。工事が落ち着いたら新たなメノウも出てくるかもですね。
そんなこんなで少し歩いて降りられそうな河原を発見。河原に降りると小さいながらも早速メノウを発見。
大雨の影響で河原の表面の土砂も流されたようで、河原では小さいながらそこかしこにメノウが落ちています。
メノウとともに珪化木も落ちています。
そしてなんと最初の河原で良いサイズの赤メノウを発見!前回来た時は小さい赤メノウしか拾うことが出来なかったので、今回の発見はかなり嬉しいですね。
いきなり良いサイズの赤メノウが見つかったので、今日は増水効果も有り沢山見つかるのは⁉と期待を抱きましたが、このサイズはこれ一つのみでした・・・。
さてメノウ採集を続けます。赤メノウはなかなかないものの、若干赤っぽいメノウや、通常の小さいメノウはそこかしこに落ちています。
河原ではメノウがこんな感じに落ちています。ちょうど表面に落ちていたのと、埋もれていたのが有ったので動画で撮ってみました。
今回最初に探した河原はこんな場所。ちょうど中州的な感じで、増水のため表面が洗われています。
この最初の河原をちょこっと探しただけでこれだけのメノウを発見。
珪化木もたくさん落ちているので、木目が出ていて良さそうなのを拾っていきます。
お次は少し移動してこんな河原でメノウを探します。
この河原もこのような小さいメノウはゴロゴロ落ちています。
そして河原にはシーグラスもとい、リバーグラス?的なガラスの破片もたくさん落ちていて、遠目で見ると間違えそうになることも。ちなみに以下の画像にはガラスに混じってメノウが有りますが、どこだか分るでしょうか?
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正解はこちら!
これはメノウとガラスの色と質感の違いが分かれば見つけやすいです。
お次は以下の画像にもメノウが有りますが、どこだか分るでしょうか?
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正解はこちら。
汚れており一見メノウには見えませんが、太陽にかざすとこの通り光が透過します。
玉川でメノウを探すには色だけでなく、メノウ独特のゴツゴツ&デコボコした質感で判断することも必要です。
玉川のメノウ採集の結果
そんなわけで今回は川沿いを散歩しながら4時間程の採集でこれだけの採集。採集というよりは乱獲状態。
こんなに拾ってきてどうするの?と言われそうですが、知り合いにあげたり、仕事の関係でつながりのある子供達にあげると喜ばれるのでそれ用に使います。
玉川っぽい赤メノウは先に紹介したものと、いくつかをゲット。最初のに比べたらこれらは少し小さいし、赤色も少ないです。
珪化木もいくつか持ち帰り。珪化木も木目がしっかり出ているものは磨くと綺麗になるそうなので、時間をみて研磨してみたいと思います。
玉川でメノウを拾える場所
過去二回だけのメノウ探しの経験だけでは有りますが、玉川は河原がある場所ならどこでもメノウが拾える感じです。
ちなみに今回メノウを拾ったエリアは常陸大宮駅歩いて行ける範囲。場所でいうと県道21号線が玉川と交差する中玉川橋から額山橋付近までの約1キロぐらいの区間で採集しました。
ただ人が行きやすい場所や目立つ場所では既に人が入っていると思うので、良いサイズの赤メノウを拾うのは難しそうですが・・・。
それと今回は雨の増水後だったから河原表面の小石や泥が流されて見つかりやすかったり、川の地形が変化して埋もれていたメノウが出てきたというのもあり、多くのメノウを拾うことが出来ました。若干危険では有りますが、大雨後に玉川の水が引いた直後にメノウを探しに行くのもいいかもしれません。
玉川の赤メノウ採集、また1年後にでも訪れたいと思います
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