桐生市は根本山の鉱山を探して

桐生市

探索日:2025年9月4日

この日は某先生と地元の猟師さんと一緒に、根本山にある鉱山探索に向かいました。
目的は根本鉱山です。結果から書くと今回の探索では根本鉱山は見つからなかったのですが、今回とこの次に行う調査から根本鉱山の位置を絞り込み、後日見つける事が出来ました。

事前に手持ちの資料を元に根本鉱山の位置を推測しますが、かなり山の奥の様です。
地元に詳しい猟師さんも、その辺りに鉱山が有ったという話は初耳との事です。

根本山エリアは山深いとの事で、困難が予想されますが、私にとっては初めてのエリアなのでワクワクします。

 

さて探索です。
桐生市は梅田地区を進み、根本山の登山口へ。

 

今回ご一緒した、某先生と根本山エリアに詳しい地元の猟師さん。
非常に頼もしいですね。

 

登山道の入り口の案内番と、本日向かうエリアの地図を見比べて、本日の目的エリアを確認します。
途中までは根本沢沿いのコースを進み、途中からは登山道を分かれて別の沢筋に入る予定です。

 

まずは「ふじくまはし」を渡ります。
この橋の由来は「むかし熊ナントカさんがこの沢に落下したそうですが、ケガもせずに無傷で戻って来た」からだとか。

 

本来はこの沢沿いの鎖場から登っていきますが、今回は登山目的では無いので体力温存のため、脇の林道を進みます。

 

林道は遠回りですが、鎖場に比べて緩やかなので歩きやすいです。

 

途中で十二沢方面との分岐が有るので、中尾根コース側に進みます。

 

中尾根コースとの分岐。
我々は根本沢コースへと向かいます。

 

少し進むと林道が崩れているので、ここからは沢に下ります。

 

沢へ下るコース。
下は切り立った崖なので慎重に進みます。

 

沢に下る途中には、石英脈の有る転石。
小さな晶洞が見えるので、割れば水晶が出るかも。

 

こちらは極小水晶のある石英。

 

沢まで降りて橋を渡します。

 

この付近の沢の様子。
水が綺麗で、程よい淵が続くので釣りに良さそうなポイントが多数です。
猟師さんもイワナやヤマメを釣りに来る事が有るそう。

 

さてここからが本当の登山になります。
沢沿いのコースを進みます。

コース脇にはマムシも居たり。
足元も気を付けないとです。

 

場所によっては岩場をロープ頼りに歩く場所も。

 

沢沿いにはこんな立派な木も生えています。
ここはこのコースの撮影スポットだとか。

 

斜面上のコースに倒木。
急斜面なので、ここを越えるのが大変でした。

 

根本沢コースを歩いて1時間以上たったところで、目指す沢筋が出て来たのでそちらに入ります。
こちらの沢は猟師さんも入った事が無いとの事で未知の領域。

 

しばらく歩くと炭焼き窯の跡。

 

沢を詰めていくと、金属が混じった様な赤い水が流れ出ている場所が有ります。
私単独で先に行って様子を見てみます。

 

沢は先で分岐しており、赤い水は右側の沢から流れ出ています。
右の沢をみにいったら、小さな滝が有り越えられず。

とりあえず戻って状況を二人に報告。
こちらの沢は後で確認することにして、メインの沢へと進みます。

 

途中で珍しいクワガタを発見。
サイズはコクワガタぐらいですが、あごの形がギザギザしております。

 

帰宅後に調べたらオニクワガタなる種類のクワガタでした。
比較的高地のブナの木に生息するとの事で、割と珍しい種類だそうです。

 

沢沿いの小さな溜まり。
何か生き物が居るなと眺めたら・・・

 

25センチは有ろうかといういいサイズのイワナが隠れています。

 

この付近の溜まりには他にもいいサイズのイワナが居たので、こんな場所まで遡上してくることに驚きました。

 

沢も大分詰めてきました。
周囲を見渡すもマンガン鉱山の痕跡などは見当たらず。

 

さらに奥に進んだら先生が二酸化マンガンの転石を見つけます。
周囲を見てもこれ一つしかなかったので、残念ながら鉱山のズリでは無さそう。

 

私の方は陶器の欠片を見つけました。
鉱山の物か林業の物か分かりませんが、人は入っている様です。

 

 

メインの沢沿いをしばらく探索するも、残念ながらマンガン鉱山は見つからず。
時間も迫ってきたので、沢を下りつつ赤い水が流れ出ていた沢を見に行きます。

 

赤い水の沢へ。

 

水は金属を含んでいそうな感じです。

 

赤い水の染み出ている崖の上部を見ると岩肌に何か見えます。

 

近寄ってみます。

 

近寄ると金属を含んでいそうな露頭。
赤い錆も見えるので鉄などでしょうか。

 

再び赤い水の落ちる滝へ。

 

高さは2m程ですが、濡れているので登るのは難しそう。

 

と思いきや、猟師さんは事も無くこの滝を越えていきました。
私には無理なので下で待つことに。

 

滝の上部まで見て来た猟師さんの話だと、まだ先から赤い水が流れてきているとの事。
この先にも金属成分が染み出た場所が有るようです。
それがマンガン鉱山跡だと嬉しいのですが。

 

さて、良い時間になったので戻る事に。

帰り際に案内板の木に熊の噛み跡が有りました。
根本山付近も熊が多いとの事。怖いですね。

 

というわけで今回は大きな手掛かりは無かったのですが、根本山付近の様子などが分かったので、次回以降の探索に活かしたいと思います。

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