探索日:2021年11月6日
閉篭里のマンガン鉱山跡の探索後は、高仁田鍾乳洞(蛇留淵洞)を目指します。
高仁田鍾乳洞(蛇留淵洞)とは
高仁田鍾乳洞とは群馬県桐生市の高仁田沢沿いにある鍾乳洞です。
桐生市の青少年野外活動センターのサイトには以下のように記載が有ります。
高仁田鍾乳洞(蛇留淵洞)探索
さて高仁田鍾乳洞(蛇留淵洞)の探索です。
探索の方は閉篭里のマンガン鉱山跡を後にして、桐生川沿いに上流へと進みます。ちょうど紅葉の時期ということも有り、川沿いの木々も良い感じに色づいています。
歩いている途中で梅田ふるさとセンターに立ち寄ってみます。
ここではサラサ石と桜石なる石が展示されています。
サラサ石と桜石の説明文。
桐生川沿いはいろいろと珍しい石が有るようです。
梅田ふるさとセンターを出て少し歩くと、千代が滝と千代ヶ渕なる場所が出てきます。
上流側の滝が千代ヶ滝で、その下流側の渕が千代ヶ渕の様です。
川沿いを歩いていくと、対岸の岩場に石像が。何かの神様を祭っているのでしょうか。
さらに進むと蛇留渕(じゃるぶち)。
民話はともかく蛇留渕の付近は川の両側が狭くなっており、流れが確かに蛇の様です。
蛇留渕を少し過ぎたところで橋を渡り、林道高仁田線へ入ります。
林道高仁田線はこんな感じの割としっかりした林道です。オフロードバイク乗りの方にも人気なようで、奥の方ではバイクの音も聞こえます。
噂によると林道高仁田線を奥に行くとマンガン鉱山が有るとか無いとか。今回はその場所が特定できていないので、マンガン鉱山は探さず高仁田鍾乳洞のみの探索となります。
林道高仁田線に入り数百メートル歩いたところで、右手側の岩山に何やら穴らしきものが。
近づいてみると石灰岩と見られる岩肌に穴が開いています。どうやらここが目指していた高仁田鍾乳洞(蛇留淵洞)の様です。
鍾乳洞の入り口はこれぐらい。大人でも少し屈めば入れるサイズです。
というわけで早速入洞。入り口は狭いながらも中はちょっとしたホール状で広くなっています。
鍾乳洞ということで洞窟内の壁面を見ると、所々石灰岩が浸食されてそれっぽい場所も有ります。
そして奥には蝙蝠たちが眠っています。
比較的小さいサイズの蝙蝠です。キクガシラコウモリってやつでしょうか。コロナウイルスが流行っている時期だったので、余り近寄らず少し離れた位置から眺めます。
ホールの奥はこんな感じ。所々さらに奥まで続いていそうな穴が有りますが、小さすぎて地面を這っていかないと無理そう。
ホールの奥から入り口側を振り返るとこんな感じ。
入り口付近はこんな感じ。外からは気が付きませんでしたが、入り口となっている穴の脇にも、小さな穴が開いています。
動画で撮影した高仁田鍾乳洞の中はこんな感じです。
外から見た高仁田鍾乳洞がある岩山の様子。上部にも小規模ながら幾つかの穴が見えたので、今回潜った場所の上にもちょっとした鍾乳洞が有りそうな気配です。
というわけで高仁田鍾乳洞探索終了。お次は梅田鉱山を目指します。
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