飯能の日豊鉱業武蔵野炭鉱

探索日：2021年3月27日

埼玉県の飯能市にある日豊鉱業の武蔵野炭鉱を見てきました。

武蔵野炭鉱の場所は埼玉県飯能市阿須。
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園のすぐ脇にあります。

まずはトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園に向かいます。

こちらはムーミンの作者であるトーベ・ヤンソンの童話の世界をイメージした公園。

鉱山とは似つかわしくないですが、これはこれで雰囲気が有ります。

ただ子供連れの家族が多い中、登山の格好をした男性が一人でうろついていると大分怪しいです。

とりあえずさっさと歩いて炭鉱が見えるポイントを探します。

公園内を少し歩き坂を上った地点から、お目当ての日豊鉱業の武蔵野炭鉱を眺めることができるポイントを発見。

なお、こちらの武蔵野炭鉱は現役の炭鉱なので敷地内は立ち入り厳禁。

公園内からの見物になります。

公園からは坑道を見ることはできませんが、留置されているトロッコなどを眺めることができます。

奥の建物付近にもトロッコが。

端には一定の長さに揃えられた支柱用と見られるレールや、坑道内の補強に使うのか鉄板の様な物も積まれています。

全体はこんな感じです。

日豊鉱業武蔵野炭鉱のホームページを見ても情報はあまり掲載されていないのですが、有機化学肥料や畜産用飼料、土壌改良剤の原料、水浄化用の吸着剤の材料用として亜炭を採掘している様子。
また、坑道やトロッコのあるロケーションを生かして、ドラマや映画やパンフレットの撮影ポイントとしてのビジネスも行っているようです。

以下は手元の資料である日本鉱床誌関東地方から抜粋。