桐生市の茂倉沢鉱山むじな坑と思われる坑道の再々調査

桐生市

探索日:2025年3月21日

この日は某先生と地元の猟師さんとで、桐生市は茂倉沢のマンガン鉱山跡の調査に向かいました。
まずは茂倉沢にある茂倉沢鉱山のむじな坑と思われる坑道。

この坑道は何度か調査済み。
以下の記事でも坑道内を探索しています。

茂倉沢鉱山むじな坑道と思われる坑道探索
探索日:2025年3月11日 茂倉沢鉱山の周囲を探索した後は、茂倉沢鉱山むじな坑道と思われる坑道を探索します。 こちらの探索も数回目。当時はここが茂倉沢鉱山本坑と思っていた過去も・・・。 今回の探索の10日...

 

こちらは当初私が茂倉沢鉱山の本坑と思っていた場所。
最初の探索時に本来の茂倉沢鉱山の沢を歩いていた際、地元の山菜取りの方に「こちらの沢(本来の茂倉沢鉱山の沢)には鉱山は無いが、隣の沢には有る」と教わったので、こちらが茂倉沢鉱山かと思っていました。後に某先生に本来の場所を教わり、この場所が茂倉沢鉱山では無い事を知りました。

さらに茂倉沢鉱山の資料などから、ここがむじな坑と思っていましたが、今回の探索で茂倉沢にさらに別のマンガン採掘跡を発見します。
もしそちらがむじな坑だとすると、ここはまた別のマンガン採掘だった可能性も有ります。
これについては今後も調査を続け、何か資料や情報が入ったらと思います。

 

さて、探索です。
冒頭にも書きましたが、今回はいつもの某先生に加え、地元を知り尽くした猟師さんもご一緒です。

 

林道に車を停め、作業道を終点まで歩き、そこからは沢を登ります。

 

某先生と猟師さんは途中でズリなどを確認しながら登っています。
相変わらず石にはそこまで興味がない私はスルー。

 

小さい沢ですが、急な部分が幾つか有るので気を付けて登ります。

 

暫く進むとズリの斜面が見えてきます。

 

鉱山施設跡か何かの石積みも僅かながら残っています。

 

斜面のズリ。
ここを登って坑口へ。

 

こちらは上部に位置する坑口。

 

中へ進みます。

 

少し進むと、マンガンの採掘エリア。

 

坑口からの奥行きはこれぐらい。

 

内部はホール状に掘られており、さらに下部にも掘り進められています。

ホール内を調べる某先生と猟師さん。

 

こちらは下部へと続く採掘跡。
一段下も降りられそうですが、万が一登れなくなったらアレなので、眺めるだけに。


 

削岩機の穴残っているので、比較的近年に採掘が行われていたようです。

 

坑道内のマンガン鉱脈の様子。

 

こちらの坑道内を一通り見たところで脱出。

 

坑口を出て斜面を下り、今度は木製レールの残る坑道へと向かいます。
こちらは今入った坑口より下部に位置し、大切坑的な役割が有った坑道かと思われます。

 

坑口の様子。

 

坑道内は水が溜まっており、そこに木製レールが残されています。

 

木製レールの様子。
素材は木材ですが、トロッコの車輪が当たる部分には鉄板が取り付けられています。

 

レールの断面の様子。

 

こちらの坑道の奥には、鍾乳洞のようなエリアが有ります。
先ほど居た上部の坑道から流れ出た地下水に石灰分だかマンガン分だかが混じっている様で、小さなリムストーンのような部分が見られます。

 

私と某先生はこの部分は以前にチェック済みなので、猟師さんにも見てもらいます。

 

この坑道にはケイブパールならぬマインパールも有ります。

ケイブパールの採取はご法度ですが、これは鉱山の二次生成物なのでいくつか採取。
マンガン成分が沈澱して固まった物なのか、金属光沢が有り綺麗です。

いくつかのマンガン鉱山でこのようなマインパールが有るところを知っているのですが、この坑道のものが一番きれいです。

 

こちらの坑道も一通りチェックしたところで脱出。

 

坑口を出たところで見下ろす沢。
この坑口は崖の斜面に有るので、坑口の下は結構危険。慎重に降りる必要が有ります。

 

沢から見上げる坑口。

 

折角なのでこの鉱山のズリから鉱物採取。
暫く石を割りますが、ここのマンガンは余り品位が良くないようで、鉱物的にも面白い石は無いようです。

 

軽く石を見た後は、茂倉沢鉱山の本坑へと向かいます。

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