探索日:2023年1月3日
日和田山のマンガン採掘跡を2つ見つけ、日和田山の頂上に到達後は下りつつ、『古滝』なる幻の滝とその脇にある洞窟を探しに向かいます。
『古滝』へは日和田山の山頂から登山道を使って駒高方面に向かい、途中からは尾根沿いの脇道にそれます。
どこかのサイトに『古滝』への目印は金色のテープと書いてあった気がしたので、それらしいとこから金色のテープを追っていきます。
暫く尾根沿いの踏み跡を下っていくと、金色のテープと共に幾つかの目印がある分岐を発見。
目印の一つに『まぼろしの滝』への案内が有ります。これが『古滝』への入り口の様です。
『古滝』まで10分だったのが5分に訂正されています。
ちなみに『古滝』はこの目印から直ぐで、スムーズに下ったら2~3分で到着します。
丁寧にも『古滝』と書かれたテープも有るので、ここを下れば良いようです。
『古滝』への道は落ち葉が積もっていますが、しっかりと踏み跡が残っています。
下りの最後はトラロープ有り。
それほど急斜面では無いのですが、落ち葉で足元が滑るのでロープの補助はありがたいです。
トラロープを下ると、チャートの岩の間に『古滝』が出てきます。
暫く雨が降ってなかったためか、この日の『古滝』に水は流れておらず。残念。
そして『古滝』の左脇の岩を見ると、目的の洞窟が有ります。
洞窟に近づくと意図的に木の枝で入り口が隠されています。
これだけしっかり木の枝で覆われているので、中は深い穴なのでしょうか。
穴目的で来たので期待が高まります。
木の脇には隙間があるのでそこから覗いてみます。
あれ?奥行きは全くないですね。
右奥に1メートル程の隙間が有りますが、そこで終わり。
深さも奥行きも全く無くて残念。
正面は50センチぐらいでしょうか。
洞窟の中はチャートで、微妙にマンガンらしき黒いものが見られます。
ただ非常に少なく、わざわざここを掘ったという事では無さそうです。
穴の形や大きさから、これはマンガン採掘跡ではなく自然にできた洞窟の様です。
目指した穴がマンガン採掘跡ではないようで残念でしたが、『古滝』と小規模の洞窟を確認できたという事で良しとします。
『古滝』からは来た道を戻り、尾根沿いを下っていったん下山します。
お次は別の井尻谷付近の尾根沿いにあるらしいマンガン採掘跡を探索します。
コメント