探索日:2025年7月20日
那珂川町の健武山神社参拝後は、某先生より金鉱山の大鳥鉱山を案内していただけることに。

那珂川町の健武山神社
訪問日:2025年7月20日
武茂川で砂金を採取した後は、近くの健武山神社へと向かいます。
健武山神社は栃木県那須郡那珂川町の健武地区に位置する神社です。
この神社はこの地域の砂金と古くからかかわりのある神社と...
大鳥鉱山は那珂川町の大鳥地区にある金を採掘していた鉱山になります。坑口は武茂川付近に有ったとの事。
さらに武茂川の上流には、高倉鉱山、仲妻鉱山、那須鉱山と金を採掘していた鉱山が存在していました。
先ほど採取した砂金もこれらの金鉱山の鉱脈から流れてきているのかもです。

栃木県那珂川町の武茂川で砂金取り
探索日:2025年7月20日
この日は某先生の案内で栃木県那珂川町の武茂川(むもがわ)に砂金採集に行ってきました。
本来は鉱山探索の予定でしたが、天気予報を見たら気温が三十度後半の予報。
この気温で山に登ったら倒れてしまうので...
大鳥鉱山については手持ちの資料として『那須のゆりがね』と『栃木県地下資源報告書 八溝地域調査報告書』が有り、以下の様に記載が有ります。
那須のゆりがねに記載の大鳥鉱山(抜粋)
大鳥鉱山は佐竹時代から金の産地として知られ、近年では昭和8年から金鉱整備事業が行われた昭和18年までと、戦後の昭和27年から昭和28年11月まで操業されていました。
坑道には細田坑、下平坑、荒沢坑、大鳥坑等が有り、大鳥坑が大鳥鉱山の本坑でした。
大鳥坑は長さが200~300m有り、鉱石はトロッコで運び出していました。
現在は坑道はすべて崩落しているとの事です。
那須のゆりがねに掲載されている坑道図
(スキャナの調子が悪いので画像で)


八溝地域調査報告書に記載の大鳥鉱山(抜粋)
鉱区所在地:栃木県那須郡馬頭町建武
鉱区番号:採登第142号
鉱業権者:大鳥鉱山株式会社
鉱種名:金・銀・銅佐竹藩時代(約400年前)より産金地として知られ、当時の旧鉱と思われる物が坑内で認められる。
昭和8年に金沢万次郎氏が作業を開始し、1日に約30匁(約112.5グラム)の金を採取していた。
昭和13年に広田徳次郎氏がこれを買収し、昭和14年4月から採掘に取り掛かり、昭和16年6月には金鉱指定業者となり、日立に売鉱していた。
昭和18年には金鉱業整備事業の為に、政府代行の帝国鉱業開発株式会社に補償買収され終戦となった。その6年間休山し、昭和27年に再開、昭和28年11月まで採掘していたが、資金難の為に休山し現在に至る。鉱区内には細田坑、下平坑、荒沢坑、大鳥坑等が有るが、大鳥坑道のみが入坑可能で(資料当時)、他は何れも入坑不可能である。
大鳥坑口付近には搗鉱機および選鉱場があるが、搗鉱機は取り外され、テーブル等は売却されて現在は残っていない。
八溝地域調査報告書の大鳥鉱山の地質図と坑道図
(スキャナの調子が悪いので画像で)


大鳥鉱山探索
さて、大鳥鉱山探索です。
まずは大鳥鉱山最寄りの大鳥橋へ向かいます。

某先生は十年以上前との事ですが過去に調査に来たことが有るそうで、当時は崩落した坑口や遺構が残っていたそうです。
大鳥鉱山の場所は大鳥橋の下流側に見える民家の脇付近の藪の中との事。
資料の鉱区図などから、この場所が大鳥鉱山本坑の大鳥坑のよう。

川沿いの土手を歩いて、大鳥鉱山付近へ。
正面の川沿いの藪の中が大鳥鉱山の遺構が残っていた場所だそうです。

近づいてみましたが、民家の脇に沢があり、近寄れず。
近寄ったところで、勝手に民家の前を通るのも出来ません。

付近に地元の人が居ないかと、周囲を歩いてみましたが残念ながら誰もおらず。

対岸から眺めてみると、民家の法面脇に古そうなコンクリートが若干見えますが、それが大鳥鉱山の遺構かは分からず。

残念ながら大鳥鉱山の坑口や鉱山施設の遺構は確認できませんでしたが、大鳥鉱山の場所は確認できたので良しとします。
機会が有ったらこの付近でも砂金取りしてみたいですね。
大鳥鉱山の坑口付近という事で、期待できそうです。
お次は那珂川町 馬頭郷土資料館を見に行きます。
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