2020年12月19日に栃木県宇都宮市の富井鉱山にアメジストを探しに行ってきました。
今回で富井鉱山も5回目です。
富井鉱山1回目の様子はこちら
富井鉱山2回目の様子はこちら
富井鉱山3回目の様子はこちら
富井鉱山4回目の様子はこちら
富井鉱山の坑道探検の様子はこちら
今回もいままで行ったことがないエリアから探検です。
まずは林業用とみられる林道を歩いていると、道の端に水晶のクラスターが入った石を発見。
この付近も鉱石があるようです。

山の中をふらふら歩いていると数か所の堀跡っぽい穴やくぼみを見つけます。

しばらく歩いてこんなちょっとした岩山付近。
今までの探検でこの岩山の右手側にはいくつもの堀跡があるのを見つけているので、今回は左手側を探してみます。

岩山のふもと付近を歩いていると、陥没か崩れたような跡を発見。

脇に回って覗き込んでみるとやっぱり穴があります。

ちょっと深そうですが崩落が怖いので仲間ではいかず。
さらに岩山を見上げると、斜面に穴っぽいのを発見。
見つけたからには岩を登って近づいてみます。

近づくとやっぱり堀跡。

こちらもちょっとは深いようですが、入り口付近の岩が完全に浮いている状態で怖いので覗くだけにします。

岩山を回り込むとこんな感じ。

岩山の付近の斜面はズリっぽい石だらけなので、上部でも掘っていたのかと岩山の稜線にのぼるとやっぱり堀跡がありました。

岩山付近を探索した後は、尾根を山方面に登っていきます。
所々で堀跡があるので、のぞける範囲で覗いていきます。
ここは鉱脈に沿って上下二段に掘った様子。

こちらは狭い狸掘り。

本山頂上付近では鉱脈に沿って掘ったとみられる跡が。


そして本山頂上。

この日は寒く遠くの山は雪をかぶっていました。

本山頂上で休憩後は、下山しながら再び鉱山跡探索。
本山頂上付近で見かけた堀跡に沿って下ると幾つもの堀跡を発見します。
下側に向かう堀跡

山頂側に向かう堀跡

鉱脈にそって掘られた跡のようですが、ところどころかなり深い場所も。
この穴は石を落とすと10秒ぐらいしてから着底したのでかなり深い様子。

さらに下って先週アメジストの鉱脈を見つけた場所へ到着。
正直場所は覚えていなかったのですが、記憶を頼りにたどり着くことができました。


前回良さそうな場所を採ってしまったのですが、今回もこれだけお持ち帰りします。

アメジストを採取してからは、岩を背負って斜面を探索しながら下山します。
ここでもたくさんの堀跡を発見します。

ここは鉄柵があり結構深そうです。

ここは鉱脈に沿って縦に掘られた痕跡。

途中で穴を覗いてみたら石英の鉱脈が残っている場所もありました。

で最後はこのエリアのズリで水晶を探しますが、良いのは見つからず終了。
ちなみにこの穴にも入ってみたのですが、それはまた別にまとめてみます。

今回採集したアメジスト。
泥を落としてみたら、小さいクラスターの集まったアメジストが出てきました。
なお光の加減で紫色がかなり濃くなっていますが、実際にはもう少し薄いです。




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