富井鉱山の坑道探検

富井鉱山

以前から気になっていた富井鉱山のズリエリアにある、この坑道を探検した時の記録です。

なおこの坑道探検はこの日と同日に行っています

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以前に入り口付近だけ少し覗きましたが、今回は強めのLEDライトやヘッドライトなど装備を整えてある程度行けるところまで挑戦してみます。

それなりに装備を整えても一人で行くのは不安だな~と思っていたら、運のよいことにこの日ちょうどこの穴に入る人たちが居たのでご一緒させてもらうことに。

 

坑道に入ってまずはメインと思われる正面の坑道を進みます。

ちなみに坑道の中は地熱と湿度のためか12月なのにかなり蒸し暑いです。

 

メインの坑道は上部は鉱脈に沿ってシュリンケージ採掘を行ったようで、上部に木が渡してあり階層構造になっています。

 

まずはとりあえずまっすぐ進んで突き当りまで行きます。

この坑道は思ったよりも短く、数分で突き当りにたどり着いてしまいました。

 

突き当りの様子はこんな感じです。

壁の色から銅の鉱脈に沿って掘った様子。

 

あっという間に突き当りまで来てしまったので、今度は坑道の中の様子を色々見ながら戻ります。

 

まずは坑道内の岩盤の様子。

 

シュリンケージ採掘していたと思われる個所の上部にも銅と思われる鉱脈が見られます。

 

坑道内はこんな感じ。

枕木の跡が残っているので線路を敷いてトロッコが走っていたようですね。

 

坑道の途中には下部への繋がる竪坑もあります。

 

一応木が渡してありますが乗ると折れて落ちそうなので、安全と思われる場所から覗いてみます。

下は3~4メートルほど落ち込んでいて下は水没しています。

これが鉱石を落とすための竪坑だとしたら、この下のレベルにも坑道があるかもです。

 

シュリンケージ上部の様子。

 

木はしっかり組まれていますが、木そのものは大分ぐずぐずになっているのでちょっと怖いです。

 

場所によっては側面が崩落している所もあります。

 

小さい分岐がいくつかありますが、崩落していたり。

 

意図的に埋め戻されたりしています。

 

地下水が多いところは何らかの鉱物とみられる鍾乳石のようなものもあります。

 

シュリンケージ採掘をしていた場所には、上部への昇降用に使ったと思われる梯子も。

上部は見えた範囲で少なくとも2階層はあった様子です。

 

上部から鉱石を落とす木製のホッパーも数か所にありました。

 

メインの坑道は一通り見て回ったので、入り口付近で分岐している坑道へ向かいます。

こちらは線路が敷かれた様子はなく、地面には石がゴロゴロしています。

しばらく進みますがこちらもちょっと行った場所で終点。

 

1か所だけ分岐していましたが、穴が小さく這いつくばって進まないとダメそうなので行かず。

 

というわけで短時間でしたが、坑道内の探検を無事終了。

探検時あわよくば坑道内に水晶でも無いかなと思っていましたが、見た範囲は見つからなかので石目当てでわざわざ入るほどではないのかなという感じでした。

ご一緒していただいた方々、ありがとうございました。

 

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