探索日:2025年6月2日
寄居町の稚児岩の翡翠を見た後は、小川町まで移動し官ノ倉山付近のマンガン試掘跡を探します。

官ノ倉山付近のマンガン採掘跡としては以前に、1か所の坑道を発見しています。

今回は『小川町の自然 地質編』に記載されている別のマンガンの試掘跡を探します。
上記の資料にはこの採掘跡について以下の様に記載が有ります。
このうち「昭和17年~18年に稼行した鉱山」というのは状況から以前に見つけた、坑道かと思われます。
それ以外にも6.5mの試掘坑が有ったとの事で、今回はそちらを探します。
なお、今回の探索は、以前に情報交換をさせていただいた「ろばあと」様からの情報を元に探索します。
天王久保のマンガン試掘跡探索
さて、試掘跡の探索です。
まずは官ノ倉山の登山口である天王沼からスタートします。

頂いた情報を元にやぶ漕ぎ。
シダ類が繁殖しており、地味に進むのが辛いです。

まずは沢沿いに進み、途中から斜面を登ります。
シダ類と積もった杉の枝や葉っぱに足を取られて苦労します。

斜面をしばらく登っていると、マンガンを含んだような黒い石が見られます。

さらに斜面を登ると、明確なマンガンズリ。
採掘跡に近づいているようです。

そしてその先に採掘跡を発見。

縦にマンガンの鉱脈が有った様で、上下に掘られています。

しかし、小規模の試掘跡。
資料には奥行き6.5mと有りますが、ここは2m程度しか有りません。

坑口前のズリ石。
二酸化マンガンの露頭を掘ったようですね。

周囲を見渡しますが、見通しが悪いことも有って、これ以外に試掘跡は見つからず。

『小川町の自然 地質編』に記載のマンガン試掘跡とは違うようですが、いただいた情報を元に試掘跡を見つける事が良かったです。
資料の試掘跡はまた機会をみて探しに来たいと思います。
お次は同じく官ノ倉山にある、ウス入り沢のマンガン試掘跡を探したいと思います。

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