小川町は天王久保のマンガン試掘跡探索

埼玉県

探索日:2025年6月2日

寄居町の稚児岩の翡翠を見た後は、小川町まで移動し官ノ倉山付近のマンガン試掘跡を探します。

埼玉県の翡翠を求めて寄居町の稚児岩探索
探索日:2025年6月2日 この日は寄居から小川町にかけて探索します。 まずは、寄居町は西ノ入に位置する稚児岩なる場所でヒスイが採れるとの事で、そちらを探索します。 探索は八高線の折原駅からスタートです。 ...

 

官ノ倉山付近のマンガン採掘跡としては以前に、1か所の坑道を発見しています。

小川町の官ノ倉山付近にあるマンガン鉱山跡探索
探索日:2022年1月10日 小川町の飯田炭鉱(小川炭鉱)の跡地を探索後は、官ノ倉山付近にあるとされるマンガン鉱山跡を探しに行きました。 官ノ倉山付近にあるとされるマンガン鉱山跡とは 官ノ倉山付近にあるとされるマン...

 

今回は『小川町の自然 地質編』に記載されている別のマンガンの試掘跡を探します。
上記の資料にはこの採掘跡について以下の様に記載が有ります。

イラ沢の試掘坑
木部地区の天王池からイラ沢沿いに官ノ倉山への登山道脇に試掘抗跡が確認できた。
杉田亮一氏の持山で、昭和17年~18年に稼行した鉱山があったとのことである。
坑道の総延長は30~40mはあり、5~6人の人夫で作業としていたとの事である。
今回の調査では確認されず、変わりに沢の左側に奥行き6.5mの試掘抗がみつかった。
試掘抗から堰堤までの沢の中には黒く酸化したマンガン鉱の転石が点在している。

このうち「昭和17年~18年に稼行した鉱山」というのは状況から以前に見つけた、坑道かと思われます。

それ以外にも6.5mの試掘坑が有ったとの事で、今回はそちらを探します。

なお、今回の探索は、以前に情報交換をさせていただいた「ろばあと」様からの情報を元に探索します。

 

天王久保のマンガン試掘跡探索

さて、試掘跡の探索です。
まずは官ノ倉山の登山口である天王沼からスタートします。

 

頂いた情報を元にやぶ漕ぎ。
シダ類が繁殖しており、地味に進むのが辛いです。

 

まずは沢沿いに進み、途中から斜面を登ります。
シダ類と積もった杉の枝や葉っぱに足を取られて苦労します。

 

斜面をしばらく登っていると、マンガンを含んだような黒い石が見られます。

 

さらに斜面を登ると、明確なマンガンズリ。
採掘跡に近づいているようです。

 

そしてその先に採掘跡を発見。

 

縦にマンガンの鉱脈が有った様で、上下に掘られています。

 

しかし、小規模の試掘跡。
資料には奥行き6.5mと有りますが、ここは2m程度しか有りません。

 

坑口前のズリ石。
二酸化マンガンの露頭を掘ったようですね。

 

周囲を見渡しますが、見通しが悪いことも有って、これ以外に試掘跡は見つからず。

 

『小川町の自然 地質編』に記載のマンガン試掘跡とは違うようですが、いただいた情報を元に試掘跡を見つける事が良かったです。
資料の試掘跡はまた機会をみて探しに来たいと思います。

 

お次は同じく官ノ倉山にある、ウス入り沢のマンガン試掘跡を探したいと思います。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました