探索日：２０２３年３月２１日
荒倉の巻き上げ機改造された廃車見た後は、一度下山し町中を歩き、足利市の葉鹿町にある坂西中学校裏手のマンガン鉱山跡を探します。
こちらのマンガン鉱山跡は、地質図幅に乗っているマンガン鉱山跡。
以下の図だと、地蔵の湯なる温泉の隣に廃坑マークと共にマンガンを示すMnの表示が有ります。
地図上だと中学校の裏手で住宅街の近くの様ですが、本当にこんな場所にマンガン鉱山が有ったのでしょうか。？
さて鉱山跡探索ですが、現地に到着後民家裏手の道付近から鉱山を探してみます。
少し歩くと黒っぽい石が落ちているのが見られます。
こちらの石は若干マンガンが混じっているような気もしますが、マンガン鉱山のズリ石なのかは不明。
山の崖を崩し整地した場所が有りました。
こちらの石はマンガンとは関係なさそう。
今度は竹藪を抜けて山の方に入ってみます。
竹をかき分け開けた場所に向かうと、謎の掘割が出てきます。
掘割の上部から振り返った様子。
ここに道でも作ろうとしたのでしょうか？
ただし掘割を進んでみてもその先には特に何も有りませんでした。
さらに周囲を探すと小規模な穴はいくつか見られましたが、マンガンの採掘跡では無さそう。
山の頂上付近に石垣を見つけたので近寄ってみましたが、神社か祠跡の様でした。
山中の茂みの中をウロウロ。
突然目の前にスズメバチの大きな巣が出てきましたが、既に捨てられた巣の様でハチはおらず。
山中には平場らしい場所が幾つか残されています。
平場は有るのですが、それ以外の痕跡は無し。
唯一怪しい場所として、岩石の露頭の脇が少し掘られた箇所がありました。
ただ露頭の岩石もマンガンとは関係なさそうですし、周囲にはズリ石らしきものも見つからず。
そのまましばらく山中をウロウロしますが、結局マンガン鉱山の痕跡は発見できず。
今回は何も発見できませんでしたが、地質図幅に掲載されているという事は、過去にはマンガン採掘が行われていたと思われます。
今回の探索場所はこんな感じの住宅街の裏手の山でした。
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