探索日:2023年3月21日
黒川鉱山八戸鉱床探索後は、荒倉の尾根上にあるという、巻き上げ機に改造された廃車を探しに行きます。
黒川鉱山八戸鉱床からは沢沿いを下り、目的地付近から林業の作業道を利用して尾根へと向かいます。
なだらかな尾根沿いを歩いていると、林の奥に何かを発見。
近づいてみるとさび付いた自動車。
どうやらこれが目的の林業用の巻き上げ機に改造された廃車のようです。
回り込んでみるとこんな感じ。
後部はフレームだけ残り、巻き上げ機が取り付けられています。
巻き上げ機の様子。
どうやら自動車の動力を巻き上げ機につなげていたようです。
自動車を後方から見た様子。
運転席部分。
周囲にはワイヤーが残っており、立木を経由して沢の下部へと繋がっています。
周りには別の巻き上げ機も残されています。
ここで自動車を改造したのか、車のパーツも転がっています。
ワイヤーの様子。
プーリーの付いた機器も落ちています。
さらに進むともう一台の車が。
こちらは青い車です。
側面から。
こちらは動力が巻き上げ機に繋がっている様子が分かります。
巻き上げ機の様子。
こちらも周囲にワイヤー類が散乱しています。
以前の荒倉鉱山探索の際に、沢沿いに尾根へと続くワイヤーが張ってあったのを見つけましたが、位置的に今回の場所に繋がっていた物だったようです。
荒倉鉱山探索時に沢に有ったワイヤー。
荒倉鉱山探索時に見つけた、沢から杉の木に沿って左側尾根上へと続くワイヤー。
多分このワイヤーが今回の廃車の巻き上げ機に繋がっていたのだと思われます。
さて、2台の巻き上げ機に改造された廃車を見た後は、尾根沿いに進み下っていきます。
その後は林業用のブル道に合流し、林道へと進んで下山。
下山後には「はっとばし」を発見。
今回の八斗沢「やとざわ」ではなく「はっとざわ」なのですね。
お次は地質図幅で見つけた小俣の住宅街に有ったらしいマンガン鉱山跡を探しに行きます。
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