探索日:2023年11月15日
当実平のマンガン鉱山探索後は、桐生川ダム東側に位置するマンガン鉱山跡を探します。
ここは11月2日にも探索しましたが見つからなかった場所。
今回リベンジ探索になります。
まずは鉱山付近と思われる沢筋に沿って登っていきます。
暫く進むと小さい滝に当たります。
ここは登れそうにないので、左側の斜面を巻いていきます。
なんとか滝を巻いて上部に到達。
下から見ると大したことなさそうですが、上から見ると結構高さが有ります。
滝の上部は少し平らになっています。
平らな部分から周囲を見渡すと、斜面に岩場と怪しい窪みが見えます。
ちょっと近寄ってみます。
岩場には隙間が空いています。
右下には若干の隙間が。
あっ、奥に続いてます。
ここは殆ど埋まっていますが、坑口ですね。
中は水没していながらも坑道が続いているようです。
頑張って隙間に入ってみましたが、これが限界。
坑口付近の岩には、マンガン鉱脈と思われる黒い筋が斜めに入っています。
どうやらこれを採掘していたようです。
まずは坑口を発見したので、他にも採掘跡が無いかを探します。
再び周囲を見渡すと、斜面上部に怪しい窪み。
近寄るとマンガンの採掘跡の様です。
穴です。坑口でしょうか。
照らしてみましたが、狸掘りの様な小規模採掘跡。
さらにその付近にも坑口発見。
穴のサイズは大きかったのですが、奥には続いておらず。
この採掘跡はこの黒いマンガン鉱脈を掘ったようです。
周囲のズリ石の様子。
余り掘らなかったのか、マンガン鉱山特有の黒い石は殆ど落ちていませんでした。
マンガン採掘跡の有った斜面全体。(正面の杉が邪魔ですね・・・)
採掘跡はこの付近しかなかったので、小規模に採掘していたようです。
採掘跡の少し下にあった、小規模な平場。
ここでは作業をしていたようで、マンガン鉱石と思われる黒い石が幾つか落ちていました。
そして最初に頑張って巻いた小規模の滝まで戻ってきました。
この滝の上部、よく見たら当時の作業道と思われる踏み跡がまだ残っていました。
踏み跡わかるでしょうか?
こんな感じで残っています。
せっかくなので帰りは見つけた作業道跡を利用して下っていきます。
僅かな踏み跡ですが、まだしっかり残っているので歩きやすいです。
そのまま歩いて行ったら、比較的最近に伐採されたエリアに到着。
木々が無いので桐生川ダムの景色を眺める事が出来ました。
ただ、ここからは伐採された木々で作業道は消滅。
仕方がないので、適当な尾根筋を下って山から脱出しました。
お次も桐生川ダム付近の落合鉱山と思われるマンガン鉱山跡を目指します。
コメント