桐生市の落合鉱山と思われるマンガン鉱山跡探索

桐生市

探索日:2023年11月15日

桐生川ダムの東側の斜面に有ったマンガン鉱山跡の探索後は、落合鉱山と思われるマンガン鉱山跡を探しに向かいます。

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この鉱山も11月2日に一度探索したのですが残念ながら見つからず。
今回はリベンジ探索になります。

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まず、この鉱山ですが正式名称は不明。
ただ昔の地図を見ると、この付近に落合という地名の集落が有ったこと。

それと、日本地方鉱床誌にはこの落合付近に落合鉱山というマンガン鉱山が有ったと記載があります。

 

それを元に今回はここを落合鉱山とします。
なお、落合鉱山の名称は他の資料には一切出てこないので、正式名称かどうかは不明です。

 

さて鉱山探索です。
今回は前回の探索で探した場所より奥を探しに行ってみます。

前回同様、林業用の作業道を利用して尾根付近まで。
ここからは斜面をトラバースして怪しい場所を探します。

 

しばらく行くと斜面に穴が有ります。

 

近寄ってみるとマンガン採掘跡です。

 

坑口脇には石組も有ります。

 

たぬき掘りの様で、奥は下に向かって掘られています。

 

奥のそこは見えないのですが、石を落とすと2~3メートルの深さは在りそうな感じ。

 

前回は見つける事が出来なかったのですが、今回はマンガン採掘跡をスムーズに発見することが出来ました。
あまりにあっさり見つかったので、周囲も調べてみます。

 

小さい尾根を回り込んでみると、ズリ石がそこら中に散乱しているじゃないですか。

 

この黒い石は明らかにマンガンのズリ石。

 

周囲には崩落したのか露天掘り跡なのか、怪しい窪みが有ります。

 

さらに下には平場らしきものが見えるので行ってみます。

 

その平場に降り立ってみると、まさかの坑口!

 

しかも桐生市周辺のマンガン鉱山には珍しく、坑口回りをコンクリートで固めています。

 

坑口前には崩れてしまった鉄のドアらしきものが落ちています。

コンクリート巻きの坑口に鉄の扉。
もしかしたらここは坑道では無く、火薬庫でしょうか?

 

とりあえず坑口付近から覗くと、奥に続いています。
ここは火薬庫ではなく採掘坑道の様です。

 

 

そして奇妙なことに、坑口脇にはこれまたコンクリートで固められた窪みが有ります。

 

周りはコンクリートで固められていますが、大きさも奥行きも有りません。

 

さらにお隣にももう一つあります。

 

こちらも一つ目同様の大きさ。
当時はここに何かを置いていたのでしょうか?

 

坑口付近を確認後、坑道奥へと進んでみます。

 

坑道は直ぐに土砂が積まれています。
下には石が組まれているので、人為的に積んだのですね。

 

積まれた土砂を乗り越えますが、坑道の先は崩落している様子。

 

奥にも採掘エリアが有ったような感じですが、意図的に崩しているみたいです。

 

坑口付近は立派だったのですが、奥には進めないので戻ります。
坑道内から見ても、坑口付近がコンクリートで固められているのが良くわかります。

 

こちらは坑口付近の謎の窪み。

 

板も落ちていました。

 

坑道からでて周囲を確認してみます。
足元には鉱山でよく見る湯飲みが落ちています。

 

採掘跡の有った斜面全景。
所々にズリ石らしき落ちているので、他にもマンガンの採掘箇所がありそうです。

 

とりあえず今の坑口前の平場の石組。

 

石組を使って坑口前に平場を作っているので、作業小屋でも有ったのでしょうか。

 

斜面をウロウロすると直ぐに別の坑口が出てきます。

 

しかし中は埋めたのか崩れたのかで、奥には続いていません。

 

近場にもう一つ坑口。

 

ですがこちらもやはり埋められています。
ここは人為的に埋めた様な感じですね。

 

斜面には露天掘り跡も見られます。

 

そしてそこら中にズリ石がゴロゴロしています。

 

別の坑口。

 

と思いきや試掘程度の窪み。

 

別の個所にも露天掘り跡。

 

こちらは比較的大きな露天掘り跡。

 

広範囲に山の斜面が崩されています。

 

奥には坑口でしょうか?穴が有ります。

 

露天掘りエリアを歩いて穴に近づいてみます。

 

穴の手前も比較的深い露天掘り跡です。

 

穴付近へ。

 

坑道かと思いきや露天掘り+狸掘りみたいな感じで奥には続いていません。

 

露天掘りエリアを斜面側から。
ここは比較的大きな露頭が有ったのでしょうか。

 

さらに斜面を登ると小規模な堀跡。

 

また穴。

 

左側にちょっとだけ掘ってありました。

 

斜面を大分登ってきました。

 

ここの鉱山跡はこんな感じの斜面にいくつもの採掘跡が残っています。

 

更に斜面を見上げると尾根付近に小規模ながら幾つかの石組が見えます。

 

登ってみたら露天掘り跡。

 

こちらは少し掘ってありますね。

 

ただ余り深くは有りません。

 

尾根まで到達。
ここは斜面上に幾つかのマンガン鉱脈が有ったようで、至る所に採掘跡が有って面白かったです。

 

ついでなので尾根上も少し歩いてみましたが、尾根にはこれといった遺構などは有りませんでした。

 

帰りは尾根脇にあった作業道からエスケープ。

 

というわけで落合鉱山と思われるマンガン鉱山跡探索終了です。
ズリなどの量は少なかったのですが、採掘跡が比較的広範囲に有ったので、当時はそれなりの鉱山だったのだと思います。

 

というわけでこの日の桐生市マンガン鉱山探索終了。
今回は6ヶ所回って4か所のマンガン鉱山跡を見つける事が出来たので、なかなかの好成績でした。

 

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