桐生市の菱鉱山桃の木坑再訪

桐生市

探索日:2023年11月20日

この日も某先生と桐生市のマンガン鉱山合同調査です。
午後からとある場所へ向かうので、手短に菱鉱山と黒川鉱山を周ります。

まずは菱鉱山桃の木坑。ここへ来るのは2回目。(火薬庫の見物を含めれば3回目)
某先生は未訪問との事で、火薬庫と鉱山跡を案内します。

以前の探索の様子は以下の記事からどうぞ。

桐生市の菱鉱山桃の木坑探索
探索日:2023年1月14日 この日は群馬県は桐生市方面のマンガン鉱山跡の探索に向かいました。 今回目指すは正面に見える仙人ヶ岳付近の黒川沿いに複数ある、マンガン鉱山跡になります。 ちなみに...

 

今回は菱鉱山桃の木の坑道図も手に入れたのでそれを参考に再調査です。

前回は露天掘り跡とレールの残る埋もれた坑口を見つけていますが、坑道図を見るとそれ以外にも複数の坑口が有るのが記載されています。
以前見つけた坑道がどこに当たるのかは分かりませんが、上下のどちらかに坑口が有るはずなのでそれを探したいと思います。

 

 

まずは沢の入り口で火薬庫のチェック。
ここには大小2つの火薬庫が残されています。

こちらは小さい火薬庫。

 

脇には鉄の扉らしきものが残されています。

 

こちらは大きい方の火薬庫。
大きい方の火薬庫はなぜかこれしか写真を撮っておらず。

 

それと記事を書いていて気が付いたのですが、火薬庫の奥に何かパイプが残されていますね。

金属製のパイプのようですが、鉱山設備跡の何かでしょうか?
今度訪れる時が有ったら確認したいと思います。

 

火薬庫を確認した後は、桃の木坑のマンガン採掘跡に向かいます。
ズリ跡ですが、大きく崩れているようですね。

 

ズリ上部に到達。
前回の探索時は崩れてなかったのですが、大雨の影響で土砂崩れを起こした様ですね。

 

ズリは崩れてもズリ捨てレールは健在。

 

ズリが崩れた影響で、心なしかレールが傾いた気がします。

 

レールの脇には圧縮空気用のパイプらしきものも。

 

レールの先の崩落した坑口へ。

ここが図面のどの坑口に当たるのかは不明ですが、図面通りならここの上下のどこかに別の坑口が有るはずです。

 

埋もれた坑口の落ち葉をどかしてみましたが、坑口自体はこれしか残っていません。

 

先生は平場でズリ石の調査をしているので、私は遺構を探してうろついてみます。

 

平場の上部。
以前の探索時はこの斜面にも複数の露天掘り跡らしきものが残っているのを確認しています。

 

平場には茶碗も落ちていました。

 

平場付近を確認したので、今度はズリ斜面を下ってみます。

 

ズリしたから見下ろすレール。

 

ここにトロッコが走って、ズリを捨てる様子を見てみたかったですね。

 

さてズリ斜面探索ですが、斜面の途中には鉄のパイプが幾つか落ちています。

 

中には長いパイプも落ちているので、それをたどってみます。

 

これは落ちているには長すぎます。
多分、当時から設置してあったものかと思います。

パイプは途中で途切れていましたが、パイプの先を進んでみます。

 

すると斜面に穴!

 

こちらもかなり埋まっており、僅かにしか開いていません。

 

ライトで照らして隙間を覗き込むと、奥に広い空間が有ります。
これは間違いなく坑口でしょう。

 

その証拠に、ここにも2本のレールが残ってました。

 

レールはカーブして坑口を思われる穴の方に進んでいます。

 

坑口前の平場。

 

この坑口が図面のどの坑口かは不明ですが、図面通り上下に坑口が有るのが確認できました。
斜面ではほぼ沢に近いところなので、一番下部の第3坑の可能性が高そうです。

あとはもう1か所この斜面のどこかに有るはずなのですが今回は見つける事が出来ず。
また次回の課題ですね。

 

鉱山探索後は先生に学びながら鉱物採集。
極小黄鉄鉱が複数混じるチャート。

 

こちらは少し大き目な黄鉄鉱の混じる石。

 

沢沿いを歩いていたら、鉱山時代の物と思われる石組が有りました。

 

更には沢沿いで青い瓶を発見。

 

洗ってみたら邑田資生堂のむらた神薬の瓶。

ボトルディギングでは比較的ポピュラーな瓶で、栓がスクリュー式なのは比較的新しめだとか。
全く割れておらず完全状態なので思いがけない良いお土産になりました。

当時の鉱夫が捨てたのか、鉱山のハケから転がり落ちたものなのか・・・。
このような状況の良い瓶が拾えるなら、鉱山施設のハケでボトルディギングするのも楽しそうですね。

 

お次は黒川鉱山へと向かいます。

桐生市の黒川鉱山でバラ輝石と緑マンガン採集
探索日:2023年11月20日 菱鉱山桃ノ木坑の探索後は、少し奥にある黒川鉱山へ足を延ばしました。 黒川鉱山大滝坑。 この坑道、資料によれば約120メートル上部の坑道と繋がっており、そこの大切坑...

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