探索日:2023年3月16日
この日は日和田山周辺の探索に向かいました。
日和田山周辺では過去にいくつものマンガン鉱山やマンガン採掘跡を見つけてみましたが、さらにいくつものマンガン採掘跡が有るらしいとの事での探索になります。

この日は高麗駅からスタート。
まずは高麗本郷方面に向かいます。

高麗本郷方面の道を進むと、道の両方の岩山が迫った立派な切通しを発見。

道の脇には『切通し』の表示も有ました。

切通しの脇を流れる沢には、黒い石がゴロゴロ。
マンガンを含んだ岩でしょうか?

そんな感じで周囲の崖を眺めている、藪の中に黒い穴らしきものを発見します。

穴らしき場所への斜面かかなり急ですが、生えている草木を掴んで登ってみます。
足元には黒い石が。
もしかしたらズリ石!?

さらに倒木を乗り越えていきます。

すると穴らしきものを発見!
マンガン採掘跡でしょうか。

ところが穴の前に行ってみたら、採掘跡ではなくただの窪み。
残念です・・・。

窪みのある斜面から降りて、再度沢沿いの道を進んでいきます。
沢は赤いチャートです。

沢沿いを登っていくと今度は『滝の沢』なる標識が出てきます。

小さな沢ですが、過去には滝でもあったのでしょうか?

この付近にもマンガン採掘跡らしい場所が有るようなので探してみます。
平場が有るので、古くは田畑が有ったようです。

斜面を登りますが、見つからないですね。

猪のヌタ場は沢山あります。

そんな山の中をウロウロしていたら穴を発見。
周囲に岩が積まれた跡が見られるので、炭焼き窯跡の様です。
怪しいエリアを一通り探索しますが、マンガン採掘跡らしきものは見つかりませんね。
そのまま斜面を登っていたら日和田山山頂に到達。

山頂からの景色。

日和田山の北側にも鉱山跡が有るとの資料を見た事が有るので、山頂からは北側の尾根を下っています。

日和田山を下り、某サイトに鉱山跡だか洞窟らしきものが有ると書かれた場所に到着。

それらしき場所を見てみましたが、穴は無くただの窪みで残念。

日和田山付近は不発だったので、物見山方面へ移動します。

物見山との名前ですが、植林の杉で景色は望めません。

物見山からさらに進んで穴らしきある場所を探索します。
暫くウロウロしていると、竹藪に怪しい穴を発見します。

穴では有るのですが、ただの窪みか崖崩れ跡のようにも見られます。

ぱっと見ズリ石なども無いので、マンガン採掘跡では無さそうです。
さらに山の中をウロウロすると廃神社らしきものを発見。

さらに進むと、人の手の入った跡の有る場所が出てきます。
どうやらここは小瀬名の集落の様子。

家も2軒ほどあります。
手入れはされていますが、人は住んで無さそうな感じ。

小瀬名の集落にはこんな石碑もあります。

よく見ると陸軍の航空機が墜落し、4名の殉職者が出たとの事が記載されています。

小瀬名の集落を後にしてさらに藪を進み、穴の有るらしい場所付近へ向かいます。
怪しい尾根を進むと、尾根沿いに穴を発見!

斜面沿いにある比較的大きな穴ですが、石積みの様子などから大型の炭焼き窯の跡の様です。 
残念ながら今回の探索でマンガン鉱山跡は発見できず。
来た道を戻り、小瀬名集落脇の道を進んでいきますと、怪しい機械を発見します。

ハンドルを回して動かす機会の様ですが、農機具か何かでしょか。

さらにその脇には井戸らしき跡も見られます。

その先にはハケというか集落のゴミ捨て場跡らしき物も。
ゴミも微妙な古さで、価値ありそうな瓶はなさそう。

当時遊ばれてたおもちゃですかね。

そんなわけで今回の探索ではこれといった成果が出せず。
せっかく来たのにこの結果は残念なので、この後は日高市の大宮鉱山へ坑道探索に向かいました。



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