探索日：2021年3月27日
埼玉県は飯能市の朝日山付近にもマンガンを採掘していたとの話を聞いたので探してみました。
時系列的には飯能市大河原の監的壕を見つけた後になります。
監的壕の斜面を少し登ると怪しい窪みを発見します。
大きさはこの手の窪みにしては大きめで、人の背丈よりも高いです。
鉱山の坑口が潰れた様な形です。
分かりにくいですが陥没の真上から。
位置的には監的壕の東側の沢筋真上です。
その後も斜面の色々な場所を探しますが、鉱山の痕跡は見つからず。
朝日山の頂上とみられる祠にたどり着いたので、別の斜面を下りながら探しますがこちらもそれらしいのは無し。
監的壕付近に戻ります。
この辺りをうろうろすると、マンガン採掘の物とみられるズリ石っぽいのが。
ズリ石らしき石がたくさん有ったのは監的壕真上のこの辺り。
今度は沢筋を探します。
すると沢筋の黒い石が出ている露頭付近にこんな窪みが。
これだけでは掘った跡なのか、ただ単に雨などで崩れたのか分かりませんね。
さらに沢沿いに登りますが、この辺りで登るのが面倒になったので引き返します。
今度は下りながら探していくとこんな怪しい窪みを発見。
窪みの下部はこのように黒い岩石の露頭が。
手に取るとこんな感じ。
石は詳しくないけど、見た感じがマンガン鉱石の１つである轟石っぽい気もします。
そしてその露頭の付近は大分上まで地面が窪んでいます。
ここもこれだけでは採掘跡なのか、自然に崩れた跡なのかわからず・・・。
朝日山では残念ながらマンガンを採掘していたという明確な証拠が見つかりませんでした。
また、機会が有ったら再度情報を調べなおしてリベンジしたいと思います。
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