群馬県みどり市の茅野鉱山探索

みどり市

探索日:2025年5月11日

花輪鉱山の探索後は茅野鉱山を探しに向かいます。

群馬県みどり市の花輪鉱山探索
探索日:2025年5月11日 神原鉱山探索後は、すぐ近くに有るとされるマンガン鉱山の花輪鉱山を探しに向かいます。 花輪鉱山とは 今回の探索で参考した資料である、群馬県地下資源調査報告書によると花輪鉱山は以下...

 

参考にした資料の群馬県地下資源調査報告書によると、茅野鉱山は以下の様に書かれています。

茅野鉱山
群馬県勢多郡東村花輪、花輪駅北東直距3km、駅から2.5kmの三ヶ郷集落までトラックを通じ、そこから山まで2.5km徒歩である。
(中略)
鉱床は千枚状チャートの中にほぼ整合して胚胎するもので、数mの距離をおいて二枚の鉱体が認められる。
2号坑通洞の坑口から25m付近を通り、北北東-南南西に振円する向斜軸の存在が考えられ、この軸を長軸とする船底型鉱床と推察される。
鉱床規模は走行延長50m、傾斜延長30m程度の物が並行して二枚あり、平均ひ幅は0.5m内外である。
鉱石は上部黒色の酸化鉱があり、2号坑地並の一部位以下に細粒緻密灰紅色の炭酸マンガン鉱を産する。品位はMnO2 70%内外、Mn30~40%内外が見込まれる。
本鉱山は目下休山中であるが、向斜構造の存在が考察されるので、3号地並から粘板岩を破って北西方に掘進してみる必要がある。上記構造を推定し、2号坑北引立部の粘土脈に沿って下部に切下を試みてゆくことも良いと思う。

別の資料である群馬県勢多地域マンガン鉱床調査報告には茅野坑として坑道図が記載されています。

なお、茅野鉱山は花輪鉱山と一体的に稼行されていた可能性が有ります。

 

茅野鉱山探索

さて、茅野鉱山探索です。
茅野鉱山のヒントとしては、神原鉱山探索途中の尾根で見つけた小割されたマンガン。

 

地図上ではその尾根の下部に茅野鉱山が位置しているので、その付近がとても怪しいです。
まずはその尾根までは戻らず、斜面をトラバースして真っすぐに地図上の茅野鉱山の場所を目指します。

トラバースといっても歩くのはこんな場所。

 

そんな斜面をウロウロしていたら、小割されたマンガンが出てきます。

 

さらに進むと明確な踏み跡が斜面の下の方に続いています。
これは茅野鉱山の鉱山道の可能性が高そうです。

 

画像では分かりにくいのですが、この斜面に道が続いています。

 

しかしその先で広範囲のガレ場にぶつかり道は消滅。

 

すこし道を探してみますが、踏み跡は完全に埋もれた様で見つからず。
ちなみにこのガレ場の石にはマンガンらしき石は含まれていないので、鉱山のズリ石では無さそうです。

 

しばらく周囲を探しましたが、残念ながら鉱山のヒントは見当たりません。
帰りの時間も有るので、尾根側の鉱山道をたどりながら戻ります。

 

場所によっては岩場を削って道が作られています。

 

落ち葉に埋もれていますが、道がはっきりわかります。

 

この付近も明らかに道になっています。

 

鉱山道をたどって行ったら、来るときに歩いたメインの尾根に合流。

 

そしてその合流地点には小割されたマンガンがそこら中に落ちています。
先ほどの鉱山道と落ちたマンガンから、ここにマンガンを運んでいたのは間違いなさそうです。

 

鉱山道と尾根の合流地点。
比較的平らで広くなっているので、ここで休憩やマンガン鉱石の積み替えなどをしたのでしょうか。

 

 

残念ながら今回は茅野鉱山を見つける事が出来ず。
この場所にまた来るかは不明ですが、もし来ることが有ったら再調査をしたいですね。

 

尾根をあるいて林道田沢小中線を見下ろす位置に到着。

 

丁度良い作業道が有ったので、ここを下って林道へおります。

 

振り返ると林道のトンネルと、今日探索した方面の山が見えます。

 

林道を下り今度は、小中川沿いのマンガン鉱山を探します。

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