探索日:2024年3月4日
奥山林道の探索後は途中で見つけた坑道を見てみます。
坑道は林道脇なのでアクセス抜群です。ただ、林道のここまで来るのが大変なのですが。
さて今回探索する坑口です。
装備を整えて入ってみます。
坑道内のズリ石。
見た感じですが真っ黒い石が少なく、マンガン採掘の坑道では無さそうな感じ。
入り口付近。
ビールの缶が捨てられています。割と最近に人は来ているようですね。
最初は左側へと坑道は曲って続きます。
奥はある程度続いているようです。
途中で少し右に曲がります。
謎の根っこらしき物。
木の実を食べた動物の糞から発芽した芽のなれ果てでしょうか。
ちょっと直線に進みます。
今度は右側に曲がります。
曲がった先には、木の残骸。
平たくなっているので、板状に加工された物のようです。
埋もれた木。
トロッコレールの枕木かも。
坑道の行き止まりらしき地点が見えてきました。
この辺りも木片が落ちています。
行き止まり。
坑道の上部には削岩機の跡が残るので、比較的近年に採掘したようです。
岩盤の黒っぽい鉱脈を追って掘っていたのでしょうか。
石灰分が有るのか、僅かながら鍾乳石のようになっています。
1匹だけいた蝙蝠。
奥行きは数十メートルと比較的短い坑道で、特に分岐などは無く1つの鉱脈を追っていたようです。
さて、一番奥まで行ったので戻ります。
お約束の坑道内からの坑口の様子。
縦長ですが、この画像は割とお気に入り。
この坑道内の様子はYoutubeにアップしたので、よろしかったでしょうかどうぞ。
今回の坑道ですが、鉱山名などは不明。
目指していた昭和鉱山奥山鉱床では無さそうです。
さらにズリ石や岩盤の様子からマンガンを採掘していたのでは無さそう。
ご一緒した某先生もマンガンは見られないから、他の金属を掘ってたのではとの見解です。
後日地域の人に聞きこみをした際に、今回いった沢の奥で銅を掘っていたとの情報を貰います。
さらにその坑道は複数あり、一部は今も残っているはずとの事。
今回見つけた坑道も、もしかしたら銅を狙っての採掘跡かもです。
今回の探索はこれで終了。
目指す昭和鉱山奥山鉱床は見つけられなかったのですが、今回の坑道を発見できたのは良かったです。
昭和鉱山奥山鉱床探しは次回へ持越です。
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