探索日:2024年6月10日
この日は某先生と桐生市のマンガン鉱山探索に向かいました。
まず最初は以前から気になっていた、岡平山神宮付近の試掘跡。
こちらはネットで調査中に以下のページに気になる一言が有るのを見つけます。
『岡平山神宮すぐ手前道脇にペカペカ剥げる泥岩(頁岩)層に、マンガン採掘?跡か穴あり。』
どうやら神社手前の脇にマンガンの採掘跡が有るとの事。
今回は先生の車で移動できるので、まず最初に見てみる事にします。
さて、岡平山神宮です。
神社は比較的小さく、林道の脇に位置しています。
鳥居とお社。
神社の手前には怪しい崖が有りますが、これは岩をコンクリートで固めた人為的な物ですね。
最初はこの崖付近が怪しいと思い探してみましたが、採掘跡らしき物は無し。
近くには怪しい平場が有ります。
ここは後に出会った人に聞いたところ、建設会社か何かの建物が有ったとの事。
先ほどのページの記事を参考に、神社手前付近を探しますが採掘跡らしき物は見当たらず。
諦めかけて先生の車に戻ろうとしたところ、今まで探していなかった草むらの中に怪しい場所を見つけます。
前日までの雨で濡れた草をかき分けていくと、土砂に埋もれかけた小さな祠。
そして祠の脇には岩が見られます。
その岩の下部に怪しい窪みが・・・。もしやこれが穴では。
穴らしき場所に近づき、落ち葉を払いのけると穴が!
小さいですが、形から明らかに人為的な穴です。
ただ穴は小さく、奥行きも殆どなさそう。
穴は狭く、這いつくばって濡れるのも嫌なので、ここまでしか撮影できず。
ただ、岩の状態や周囲に黒いズリが無かったことから、マンガンを採掘していたのでは無さそうな感じ。
中まで見ていないので何とも言えませんが、マンガン以外の金属の試掘や、隣に祠が有った事から神社の一部や室(ムロ)的な可能性も有ります。
そして祠と穴の関係性も気になりますね。
とりあえず1カ所目の調査が終わり、車に戻ろうとしたと事お散歩中の地元の方に遭遇。
今回の鉱山跡を聞いてみましたが、ここの穴の存在は存じていなかったとの事。
ただ、竹藪の平場に建設会社か何かの建物が有った事は教えてくれました。
そして、この方から「すぐ近くにマンガン鉱山が有ったよ」という貴重な情報を教えて頂き、その方の案内の元次はそちらに向かいます。
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