桐生市の梅田鉱山(津久原鉱山)で蛍石探し

桐生市

探索日:2024年1月15日

蛇留淵付近のマンガン採掘跡を探索後は、さらに奥地の梅田鉱山(津久原鉱山)へと向かいました。

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こちらは新鉱物の群馬石や桐生石が採取され話題になった場所です。今回はそれらを踏まえての再探索。

なお、今回の探索は色々なアレで、大半の内容や画像はアレなのでご了承ください。

 

ちなみに以前の探索の様子はこちらから。

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さて梅田鉱山(津久原鉱山)の探索ですが、おなじみのこちらの赤い橋から山へ向かいます。

 

橋からの桐生川の渓相も良いですね。

 

赤い橋を渡ります。
見た目は細い橋ですが、鉄鋼製なのでしっかりしているので安心して渡れます。

 

橋を渡ると河童がお出迎え。

 

こちらは何かの機械のハンドルでしょうか。

 

橋を渡ってからは沢沿いの作業道を歩きます。
眼下には採掘跡と思われる穴も見えます。

 

作業道をしばらく歩いて梅田鉱山(津久原鉱山)のメインの坑口に到着。
ここは後回しにして先に進みます。

 

ここからは未知のエリア。
この日は雪が降った直後だったので、日影には雪が残ってますね。(この後はアレなので略)

 

 

 

アレの後は、某所の石英脈へ。
こちらは新聞にも掲載された場所なので、画像はOKとの事。
石英脈に沿ってガッツリ掘られていますね。

 

石英脈の様子。
ここでは昔それなりによい水晶が取れたとの事です。

 

石英脈下部のズリ石。
ここでも探せば小さい水晶なら拾えるようですが、面倒なのでパスします。

 

最後は梅田鉱山(津久原鉱山)のメイン坑道へ戻ります。

 

坑道内は以前探索したので今回は入らず。

 

梅田鉱山(津久原鉱山)でも蛍石が取れるとの事で、今回は短時間ながらここで蛍石探し。

 

UVライトを当てると数ミリの破片ですが、蛍石と思われる蛍光する石がそこかしこに落ちています。
その中で比較的大きなものをいくつか拾います。

 

ついでに坑道内にも蛍石脈が有るか確認。

 

坑道内でUVライトを照らすと、蛍石が含まれている部分が蛍光して綺麗です。

 

もっと全体的に含まれていればラピュタの飛行石のように輝いて綺麗なのでしょうが、ここではごくわずか。

 

所々に数ミリの蛍石が含まれているだけなので、わざわざ採取するほどでは有りませんね。
でも昔は立派な結晶が採取できたとか。

 

というわけで梅田鉱山(津久原鉱山)探索終了。
殆どブログに乗せる事は出来ませんが、色々とまわってきました。

 

今回の探索内容と同様の事は桐生タイムスにも掲載されたとの事。
会員登録が必要なようですが、Webで記事を見られるようです。

桐生タイムス
群馬県東部の桐生・みどり両市を拠点とする新聞社。日刊の夕刊紙「桐生タイムス」のほか週刊のフリーペーパー「タウンわたらせ」「週刊渡良瀬通信」を発行しています。

 

帰りがてらには『桐生市の鷹林寺裏のマンガン鉱山跡 』に立ち寄り。

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採掘跡は小規模でしたが、まだ露頭には二酸化マンガンが残っていました。

 

今回の採集品。
梅田鉱山(津久原鉱山)の極小蛍石(フローライト)。

 

UVライトを当てると、僅かながら蛍光します。

 

それと途中で拾った粘土状の鉱物。
もしかしたらレアな鉱物が含まれているかもとの事です。

 

 

粘土鉱物にもUVライトを当ててみます。

 

すると粘土鉱物の中にも紫色と水色に蛍光する部分が有りました。

桐生石や群馬石の資料を見たら、この付近の粘土鉱物にも蛍石を含むことが有るそうなので、蛍石が入っているのかもです。
ごくわずかですが2色に蛍光するのは綺麗ですね。

 

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