探索日:2024年1月15日
この日は某先生と桐生市は梅田鉱山方面の鉱山探索に向かいました。
向かう途中の蛇溜淵付近で、以前の探索で見つけられなかったマンガン採掘跡を偶然にも見つける事が出来たので記事にします。
まずは新年という事で桐生市の天満宮へ。
茅の輪くぐりが有ったので潜ってみます。
今日も良い探索が出来る様にお参り。
梅田方面に向かうがてら、以前に見つけたマンガン採掘跡を先生に案内。
こちらは石垣や露天掘りが残るマンガン採掘跡。
お次は民家前にあるマンガン採掘跡。
どちらも車道から徒歩1~3分と近場の場所を案内。
先生も知らなかった場所だったようで、案内出来て良かったです。
2箇所のマンガン採掘跡を案内し梅田方面に向かう車内にて、助手席から外を眺めていたら斜面に穴らしきものを発見します。
車を止めてもらい斜面を駆け上がると、やはり穴。
小規模ながらマンガンの採掘跡の様です。
近寄ってみます。
穴を覗いてみますが、残念ながら奥行きは2メートル程。
試掘ですかね。
坑口の写真を何枚か撮ったのですが、なぜかどれもブレていたり・・・。
最初の採掘跡のすぐ脇にも、もう一つマンガン採掘跡と思われる穴が有ります。
こちらも奥行きは2メートルぐらい。
穴の中には林業か近くの法面工事で使用されたと思われるワイヤーが捨てられています。
マンガン採掘跡が2箇所有ったので、他にも何かないか斜面を探してみます。
試掘跡のすぐ脇には、人的に削った様にも見える跡が1カ所。
尾根に上がってみると石を積んだ道らしきものが有りました。
人為的に作ったものの様ですが、マンガン採掘跡とは直接の関係はなさそうです。
周囲をぐるっと回ってみましたが、これ以外には特に見つからず。
ここはマンガンの試掘だけ行った場所の様です。
ちなみにこのマンガン採掘跡は地質図幅に掲載されており、以前に探索に来た場所です。
その時は地質図幅のポイントどおりの一つ隣の尾根付近を探していて見つかりませんでしたが、今回は約130メートル離れた隣の尾根筋に有りました。
地質図幅の鉱山の位置はドンピシャな場合も有りますが、今回の様にずれているときも有るので注意が必要ですね。
余談で後日この場所の地権者さんから話を聞くことが出来ましたが、試掘跡が有る事は存じていましたが、だれがいつ頃掘ったかは分からないとの事でした。
そんなこんなで思いがけずマンガン採掘跡を見つける事が出来たので、次は本命の梅田鉱山(津久原鉱山)へと向かいます。
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