2021年1月3日に栃木県鹿沼市の板荷鉱山を探しに行ってきました。
ネット情報ではトパーズ、蛍石、サファイアなどが出たことがあるとのことで、目標はそれらの石です。
とりあえず最寄りとみられる下小代駅から歩いていきます。
年末年始家でゴロゴロしていて運動不足もあったので、運動もかねてもくもくと歩きます。
駅から1時間ちょっと歩いて、板荷鉱山へ向かうと思われる林道へ。
林道の最初はしっかり整備もされ車でも十分入れそうな感じでしたが、ちょっと奥へ行くとこのありさま。
沢付近では道も流されて崩落しています。
途中には段々になっている石垣も。
わさび田跡とかでしょうか。
さらに林道を登っていくと血まみれの鹿が死んでて、めちゃくちゃびっくりしました。
林道もこんな状態なので、ちょっとしたアドベンチャーです。
倒木をくぐったり跨いだりと霧がありません。
しばらく行くと山の斜面がこんな感じになっている場所を発見。
崖崩れ跡なのか鉱山のズリ跡なのか怪しい感じ。
下から眺めると陥没したような場所に、小石が盛られてるようにも見られます。
もしかしたらズリ跡では・・・と思い登ってみますがハズレ。
ただの土砂崩れ跡でした。
土砂崩れ跡ではこんな感じも石もありました。
ルートを元に戻してさらに林道を進みます。
そのまま登っていくと林道の終点に。
終点は平場になっており、林業用だか鉱山用だかわかりませんが錆びたワイヤーも落ちています。
とりあえず付近の斜面を散策。
数か所で石垣と陥没したような場所を見つけますが、鉱山関係なのか炭焼き小屋の跡地なのかは不明です。
しばらく散策しましたがそれ以上のものはないので林道を下ります。
下り途中に試掘坑っぽいのを発見。
少し奥行きがあるようですが、狭いので入口から覗くだけに。
さらに林道を下ると分岐が有ったので、今度は隣の沢筋の林道を登ってみます。
しばらく上ると左側の斜面に怪しいエリアが。
ズリ跡っぽいので石ころの斜面を登ってみます。
登ると坑口を発見。
ズリ跡上部にはいくつかの坑口があります。
そのうち1つは入れそうなので、少し潜ってみます。
坑道の側面の石がキラキラ光っていたので、何かの鉱脈に沿って掘った様子。
中には石積みもありました。
さらに尾根筋は広範囲に掘ったようで平場になってました。
明らかな石垣もあります。
碍子も落ちてるので過去には電気も引かれていた様子です。
山の反対側に回るとこちらにも坑口。
番線をよった手作り風のワイヤーも落ちてます。
このエリアの散策が終わったので、尾根沿いに少し下ってみます。
ちょっと歩くと岩山の上に。
下は石が崩れてて少し怪しい。
岩山から降りてみると、板荷鉱山で検索するとよく見る坑口が。
さらに周囲も明らかに人の手で掘った感じの地形になっています。
それっぽい坑口。
でもトンネル状ですぐ反対側に出られたり。
鉱脈があったとみられる尾根はU字型にくりぬかれています。
とりあえずこのエリアで石探しをしましたが、低山とは言え1月、日が陰ってしまうとめちゃくちゃ寒くなったので1時間ほどで撤退。
ちなみに下から見上げると鉱山跡はこんな感じ。
よく注意をしていないと気が付きませんね。
帰りは板荷駅まで歩いて東武日光線で帰りました。
ちなみに採れたのはこんなの。
石の種類はよくわかりませんが、見た目綺麗そうなのをチョイスしてきました。
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