3度目の昭和鉱山奥山鉱床探索

桐生市

探索日:2025年4月22日

レールの有るマンガン採掘跡の確認後は昭和鉱山奥山坑(奥山鉱床)へと向かいます。

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昭和鉱山奥山坑に行くのはこれで3回目になります。
過去の探索記録は以下の記事になります。

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昭和鉱山奥山鉱床再探索
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レールの有るマンガン採掘跡の確認後、尾根沿いに登ります。
この尾根、画像では分かりにくいのですが、かなりの急斜面。
何度か休憩を入れつつ登ります。

 

しばらく登ってメインの尾根に到着。
ここからはひたすら尾根沿いに進みます。

 

尾根を少し下ると、我々の通称『鹿頭峠』に到着。

 

なぜ鹿頭かというと、鹿よけネットに絡んで死んだ鹿の頭骨が残されているからです。

 

鹿頭峠からの眺め。

 

鹿頭峠からは尾根が登りになります。
ここはまだ昭和鉱山奥山坑のスタート地点と行っても過言ではないので、体力を消耗しないようゆっくり進みます。

 

 

すこし標高を上げると、ピンク色に包まれます。
昭和鉱山奥山鉱床に向かう尾根沿いは、アカヤシオがたくさん生えており丁度満開。

 

誰も来ないルートなので、アカヤシオ独り占め。
私も先生も満開のアカヤシオの写真撮りに夢中で、なかなか先に進めません。

 

ある程度写真を撮ったら、アカヤシオを眺めながら進みます。

しばらく進むと、尾根沿いに急に出てくる小割されたマンガン鉱石が落ちている地帯。

以前も確認しましたが、周囲にマンガンを採掘したような場所は無く詳細は不明。
小割されている事から、どこかから運んできたマンガンを落としてしまった場所でしょうか。

 

さらに進むと、明確な踏み跡が残る道跡が出てきます。
かなりしっかり跡が残った道。

 

鉱山道路か林業用か、はたまた尾根を挟んだ集落同士を結んでいた道なのか分かりませんが、これらも時間が有ったら跡を追ってどこに続いているのか調べてみたいですね。

 

かなりの時間尾根を進み、昭和鉱山奥山坑の付近に到着。
GPSと地形図を見ながら、手ごろ?な斜面を沢まで下ります。

 

沢付近に下りると、昭和鉱山奥山坑の作業小屋跡と思われる石組付近に到達。

 

付近には窯か五右衛門風呂らしき遺構も残ります。
この付近は前回の探索で確認したので、鉱山方面へ向かいます。

 

沢沿いに少し進むと、ズリ斜面地帯。

 

今回は鉱物のサンプル採取。
誰も採取に来ていないので、バラ輝石は取り放題。

 

重い石を割ると8割ぐらいの確率でバラ輝石が出てきます。

 

大きな岩も大体バラ輝石。

 

先生は良いマンガンのサンプルが採れたとの事。

 

私の方はお土産用のバラ輝石が採れたので、鉱山全体を見て回ります。

ズリに落ちていた何かの取っ手と、靴のゴム底らしき物。

 

沢に堆積したズリ石。
かなりの量が有ります。

 

ズリの中には、木製レールと思われる残骸。

 

トロッコの車輪が当たる部分に、レール代わりの鉄板が付けられています。

 

ズリの中からクリームか何かの瓶を発見。
久しぶりのボトルディギング。

 

穴の開いた石。
削岩機で開けた岩の破片か、壊れた石臼でしょうか。

 

ズリ斜面を登り、坑口跡を確認します。
坑口跡や採掘跡も前回の調査でほぼほぼ確認済み。

 

採掘跡その1。

 

採掘跡その2。

 

露天掘り跡ですね。

 

露天掘り跡の下側はズリに埋もれています。

 

一番下には落ち葉に埋もれた坑口。

 

近寄ってみましたが、落ち葉と土砂でほぼほぼ埋まっていました。
ただ風が吹き出していたので、どこかの坑口とは繋がっているようです。

 

沢沿いには火薬庫跡らしき遺構。

 

その脇には何かの台座。
資料によると斜坑やポンプ座が有ったとの事で、巻き上げ機やポンプを置いていた場所かもです。

 

鶴の湯のみも有ります。
珍しく全く割れていない湯のみです。

 

こちらは割れた湯飲み。

 

沢沿いには石積みと水路の跡。

 

上流側から見たズリ。
かなりの量なので、大々的に採掘していたようです。

 

沢に沿って登り、採掘エリアの反対側へ。

 

こちらも岩肌に多数の坑口が見られます。
この坑口も前回までにほぼ確認済み。

 

 

資料によると昭和鉱山には奥山坑のさらに奥に『笹坑』なる鉱床が有るとの事。
先生が石のサンプルを採取している間に、私は笹坑を探しに沢を登ってみます。

 

沢を少し登ると、沢の真ん中に立派な巨木。

 

斜面に怪しい穴。
採掘跡?

近寄ってみたら残念ながらただの穴。

 

ズリ斜面と思いきやただの崩れた場所だったり。

 

沢の分岐。
右の沢へと入ってみます。

 

平場が有りましたが、遺構や遺物は無いですね。

 

奥山坑から500m程沢を登ってみましたが、マンガンの採掘跡やズリなどは見つからず。
先生の待つ奥山坑へ戻ります。

 

奥山坑へ戻ったら良い時間になっていたので、戻る事に。
戻るまでにも2時間ぐらいかかるので、余裕を持っての行動です。

 

帰りはこんな斜面を登っていきます。

 

沢から30分ほど登って尾根に到達。
尾根までくれば一安心。

 

帰りもアカヤシオを眺めながら戻ります。
行きの際は満開だったのに、帰りは既に花びらが散り始めていました。
本当に丁度良い時期に見れたのだと思います。

 

 

尾根沿いの岩肌に生える植物の根。
土が少ない岩場で、複雑に絡み合って力強いです。

 

尾根をひたすら歩き、無事に林道に到着。

 

昭和鉱山奥山鉱床探索、その名の通りかなりの山奥なのですが、無事に帰ってくることが出来て良かったです。

 

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