探索日:2025年1月14日
某先生と桐生市の満沢鉱山らしきマンガン採掘跡の探索後は、栃木県佐野市飛駒町にある万山砥石鉱山に立ち寄ります。

こちらに訪れるのも2回目。
以前は暖かい時期に訪れ、ヤマビルとダニに襲われ会えなく撤退したので、寒いこの時期に改めて鉱山跡を調査します。
前回の探索記事はこちらから。

さて万山砥石鉱山探索です。
手ごろな場所で車を停めてもらい、この平場から鉱山跡へと向かいます。

鉱山の入り口には砥石のズリが大量に落ちています。

ここで砥石を成型していたようで、まっすぐに切削された砥石の端材が落ちています。

このあたりはそのまま砥石に使えそうなので、良さそうなのをいくつか見繕ってお持ち帰りします。


砥石のズリ場には、鉱山に大体落ちている湯飲みの破片も。

さて鉱山方面に向かいます。

少し進むといくつかの採掘跡。
この付近は深くはないものの、坑道掘りになっている様です。


この付近の石は砥石っぽいですね。

鉱山の途中にはガードレールだかパイプだかが沢山落ちています。

その先には作業小屋らしきトタンの小屋。


その先にはメインの採掘場とレールとトロッコが有ります。

トロッコの様子。


このトロッコは前方部分が開閉する仕組みになっています。


レールの様子。

採掘場側のレール。
途中で埋もれています。
露天掘りだとしたらこの距離ならレールもトロッコも必要なさそうなので、もしかしたら坑道が有ったのかもです。

採掘エリアには放置された謎の金属ボックス。

開けてみましたが何も入っておらず。
当時は機材や火薬などを保管していたのでしょうか。

採掘エリアの様子。
山側は岩が削り取られています。

ここも良い砥石が採れたのか、真っ平に削られています。

露頭側から眺めたトロッコと金属ボックスの様子。

トロッコ側から見たトロッコと作業小屋。

問い訳で万山砥石鉱山の再訪でした。
この時期だとヒルやダニに怯えず、落ち着いて探索できたので良かったです。
余談ですが、お土産に持ち帰った砥石で家に有った錆びた包丁を研いだら、切れ味が復活したので良かったです。

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