探索日:2022年4月24日
この日は栃木県栃木市周辺の探索に向かいました。
当初は埼玉県内の探索をしようと思っていたのですが、天気予報を見ると雨予報。そこで別の地域を調べていると、栃木県は曇りの予報であるものの雨は降らなそうとの事なので、栃木県内でも比較的近場の栃木市の探索となりました。
まず最初は友田浅間神社です。
友田浅間神社とは
友田浅間神社とは、栃木県栃木市大平町の友田にある神社で採石場の中に位置する神社との事です。
採石場と言っても今は稼働しておらず、自由に入って参拝できるとか。
実際どんな神社なのか行ってみたいと思います。
友田浅間神社探索
探索は東武日光線の静和駅からスタートです。
天気予報通り曇ってはいますが、雨は大丈夫そうです。
遠くにはこの後訪問予定の岩舟山や三毳山も見えています。
畑脇のこんな道をしばらく歩いていきます。
30分ほど歩くと、友田浅間神社が有ると思われる採石場の入り口に到達。
採石場の入り口はゲートが閉まっていますね。
隙間から様子を見てみます。
ゲート脇には施設跡も残っていますが人はいない様子。
ちょっとだけ進んでみますが、このまま採石場の中に入ってしまうようなのでいったん仕切り直し。
ゲートからいったん出て周囲を歩くと、鳥居と忠魂碑と電燈建設記念碑が有る場所を発見。
この鳥居は友田浅間神社のもののようなので、ここから進んでみます。
鳥居をくぐると民家の脇を抜け、竹藪の中へ道が出来ています。
竹藪の先はちょっとした斜面。
雨の後などは滑って厳しそうな感じです。
斜面の道を登って竹藪を抜けます。
竹藪を抜けると採石場らしき場所に出ます。
脇には神社の参道と思われる部分がロープで確保されているのでそこを歩いていきます。
採石場の先に、何か建物の屋根が見えます。
あれが神社の本殿でしょうか。
ロープに沿って脇の道を先へと進みます。
そして唐突に出てきました友田浅間神社。
本当に採石場のど真ん中に位置していますね。
道は本殿前まで繋がっているので進んでみます。
ちなみにこの辺りはロープも途切れていたり、道が一部ススキで覆われていたりしたので、隣に有ったトラック道を利用して歩きます。
友田浅間神社に到着です。
鳥居などは比較的新しい感じです。
友田浅間神社の本殿。
脇には手水舎。
神社の脇には友田浅間神社の謂れが記された石碑も。
石碑の内容は以下。
どうやら古くは標高100メートル程あった友田山の山頂に有った神社が、友田山の採石事業の後、事業主の協力の元現在の場所に再建されたようです。
実際に古い地図を見てみると今の社殿より50メートル程後方に当時の友田山の山頂があり、そこに神社の地図記号が書かれています。
友田山の採石についての詳しい資料は無かったのですが、近くの岩舟山なども建築資材として石が切り出されていたので、同じような目的で採石が行われていたのだと思います。
さて友田浅間神社の背後から眺めた様子。
こんな感じで完全に採石場のど真ん中位に位置しています。
採石場の周囲の様子。
Webで見ると少し前には採石用の設備や機器が置いてあったようですが、私が訪れた際には何もなかったです。
ただ道はしっかりしており、車の出入りしている跡も残っているので、直近でも何らかの作業はしているようです。
お次は栃木市大平町西山田付近にある天王山のマンガン鉱山跡を探索に向かいます。
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