探索日:2021年3月27日
関連ページとして飯能市周辺のマンガン鉱山は以下のページでもまとめているので、良かったらご覧ください。
埼玉県飯能市の三吉稲荷神社にあるマンガンを採掘していたとみられる坑道跡。
正式名称は不明ですが、ここでは「三吉稲荷神社鉱山」とします。
場所は三吉稲荷神社のすぐ下の崖に有るようです。
というわけでまずは三吉稲荷神社に向かいます。
埼玉県が設置した立て看板には三吉稲荷神社の由緒が書かれています。
まずは鳥居をくぐってお参り。
そのあとは周囲を回ってそれらしい場所を探します。
左側のブルーシートで覆われた場所と、その直ぐ右側も坑口が有ります。
まずは左側にあるブルーシートで覆われた坑口。
隙間から覗き込むとこんな感じでそれほど深くはなさそうです。
お隣の右側の坑口。
土砂がなだれ込んでおり、入り口は半分以上埋まっています。
スマホをねじ込んで撮影するとこんな感じ。
こちらも2~3メートルほどで行き止まり。
ちょっと離れた場所にもネットで覆われた坑口が有ります。
ネットの隙間から撮影するとこんな感じ。
こちらもそれほど深くはなさそうです。
この3つの坑口まとまって有ります。
ほかにも坑口が無いかと周囲を散策すると、怪しい場所が有ります。
ここだけ崖がコンクリートで固められており、地面に何本かのパイプが入っており、水道関係と思われる蛇口やコンクリート桝などがあります。
分かりづらいですが地面に鉄板みたいなのが埋まっており、まるで何かに蓋をしたかのよう。
ただ水道施設だと色々とまずいので眺めるだけにしておきます。
ついでに周囲の山や沢を散策します。
残念ながら鉱山っぽい形跡は見つかりませんが、なぜか木の枝にこんなものが・・・。
山から戻りつつ林道を歩いていると、明らかにマンガンの「ずり」っぽい石が捨てられている場所を発見。
周囲を眺めると怪しい陥没跡もあります。
よじ登ってみるとやっぱり坑口が有りました。
ただ、ここもほとんど埋まっておりそのうち埋没しそうな感じでした。
今回訪れた三吉稲荷神社のマンガン鉱山、飯能市の年配の人に聞いたら過去には防空壕代わりにも使われていたことも有るそうです。
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