探索日:2023年12月28日
飯森山にある沢山の穴を確認した後は、次の探索地へ向かうため館入沢ノ頭から北側のルートを下ります。
ルートはこんな感じの山道。奥武蔵登山詳細図にも掲載されているので正式なルートでは有るようです。
飯森山の記事でも載せましたが、館入沢ノ頭付近にはマンガンが含まれた石が落ちています。
この付近でもマンガンは少量ながら存在しているようです。
館入沢ノ頭から下る道は踏み跡は有るのですが、あまり人が来ていない様子。
脇の木々も多く、時折道がどこだか分からなくなります。
そんな道を歩いていると、高圧電線の鉄塔下に出ました。
お約束の鉄塔直下からの画像。
鉄塔付近からは東電の作業道になっていることも有ってか、道の草も刈られ歩きやすくなります。
そんな道を歩いていると、脇に怪しい場所を発見。
近寄ってみると、倒木に隠れていますがはっきりした穴が見えます。
隙間から覗き込んでみると深さは1メートルぐらい有りそうです。
穴は土の下を掘られ、黒い層に当たると僅かながら左右に掘り進められています。
奥を覗き込もうとしますが折り重なった木々が多く、スマホとライトを突っ込むのが精いっぱい。
さらにピントも合わないので、なかなか画像も撮影できません。
穴は人為的の掘った物のようで、奥の黒い層がマンガンなら採掘跡だと思います。
ただこれだけではマンガンの採掘跡か不明。
このタイプのマンガン採掘跡だと、他にも穴が有るはず。
そこで周囲をウロウロすると、最初の穴から少し離れた斜面に窪みを発見。
近づいてみると穴。
こちらは最初の穴より少し小さめですが、少し奥に掘られたあと若干ながら左右にも掘られています。
さらにはその周囲にも怪しい窪みが幾つか。
穴が幾つか有ったので、これは多分マンガンの採掘跡かと思われます。
ただズリ石などは無かったので、掘ったけどあまり出てこなかったのかと思います。
このこの斜面を掘っただけのマンガン採掘跡は飯能周辺にもいくつか見られますね。
その後も周囲を探します。場所によっては罠が仕掛けられていたりするので注意して進みます。
残念ながらこれ以上の穴は見つかりませんでしたが、予想外の場所でマンガン採掘跡を見つける事が出来たので大きな収穫でした。
この付近も探索すれば未知のマンガン採掘跡が有るかもですね。
お次は大平山のマンガン鉱山(大谷木鉱床)を目指します。
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