吉見町の八丁湖と黒岩横穴墓群

吉見町

探索日:2024年2月15日

吉見町の権穴探索後は、八丁湖と黒岩横穴墓群の探索に向かいます。

吉見町の権穴探索
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まずは八丁湖。

こちらは周囲2キロの灌漑用のため池との事。
また、吉見町史下巻には「田の用水池として利用されている。昭和四十年代地元の人たちが養殖場として事業を始めたが、監視が行き届かず夜間は特に荒らされるので目的に添わないので長続き出来なかった」との記載もありました。

この地域だと何の魚を養殖していたのでしょうか。
気になりますね。

 

八丁湖の風景。

 

とりあえず周囲が歩けるので、八丁湖に沿って歩いていきます。

 

途中には謎の焼却炉が。

 

昔はここでごみ処理でもしていたのでしょうか。

 

そのまま歩いて黒岩横穴墓群へ。

 

近くには黒岩横穴墓群の案内板が。

案内番には以下のように書かれています。

黒岩横穴墓群は明治十年、根岸武香をはじめ地方の有志によって発掘され、十六基の横穴が見つかったので通称十六穴と呼ばれた。

明治十一年、オーストリア公使ヘンリー・シーボルトが、明治十二年には大森貝塚の発見者として有名なエドワード・モースが視察に来ている。

横穴墓群は、百穴谷、首切り谷、地獄谷、茶臼谷、神代谷の五カ所に分布しており、この一帯の斜面には未発掘の横穴が数埋没していて、その総数は、五百基以上と推定され、国指定史跡である「吉見百穴」よりも、はるかに台規模で極めて良好に保存されていると考えられる。

どうやらこの地域にはまだまだ未発掘の横穴が多数あるようです。
500基近くあるのなら探索の最中に間違って見つけたりしそうですね。

 

そしてこちらが黒岩横穴墓。
藪に埋もれていますがいくつかの穴が確認できます。

 

近寄ってみるとこんな感じ。
ただ柵が有るのでこれ以上は入れません。

 

よく見ると周囲の斜面にも穴らしきものがちらほら。

 

これだけ穴が有るのなら綺麗にすれば、吉見百穴のように観光スポットになりそうな気もしますが、広範囲なので手入れを考えると大変なのでしょうね。

 

そんな訳なのか、案内番も藪に埋もれていたり。

 

吉見百穴程は穴を確認できませんでしたが、一応黒岩横穴墓群を確認。
お次も八丁湖付近の軍需施設跡と思われる洞窟を探索しに行きます。

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