探索日:2025年1月24日
菱鉱山唐沢坑探索後は、黒川鉱山の穴城坑探索に向かいます。

穴城坑の昨年の9月にも探索を行いましたが、藪に阻まれて断念。
今回はそのリベンジになります。

ちなみに私自身は以前に探索済み。
今回はご一緒した某先生がまだ行った事が無いとの事なので、案内しつつ再調査になります。

さて探索。穴城坑のある沢に向かいます。
前回は藪に阻まれましたが、今回は草も枯れており何とか進めそうです。

途中には土砂が崩れている所も有ったり。

こんな場所をひたすら進んでいきます。
藪が凄いように見えますが、林業用でなのか人が一人進める分だけ草が刈って有るので、予想外に進みやすく助かります。

いったん別の林業作業道にぶつかります。

再びススキの藪に入りますが、ここも人が通れる分の草が刈って有り、それほど苦労なく進みます。

ススキで作られた鳥の巣が落ちていたり。

藪の向こうにやっと黒川鉱山の穴城坑の坑口らしき物が見えてきました。

坑口は沢沿いに有るのですが、沢には伐採された杉が積まれているので坑口にたどり着くまで一苦労。

何とか到達。

坑道内は水没しており、長靴では入れない深さです。

坑口を確認したので、周囲をチェック。
これが大切坑的な穴なら、この上部に他の坑口や露天掘り跡が有るはずです。
坑口から少し先を探すとズリ斜面を発見します。


結構な量のズリと平場的な場所が有るのですが、藪が凄すぎて探索も一苦労。
平場的な場所ですが、ススキが生い茂っており何も分からず。

その上部も酷い藪で結局このズリ石がどこから出て来たのかは分からず。

これだけのズリ石があるので、それなりの規模で掘っていたとは思うのですが。
見つけられず残念です。

さて帰りがけに色々とウロウロしていたら、林道を切り開いた斜面にマンガン鉱脈が露出しているのを発見。

他の場所では比較的大きなマンガン転石。

この転石にはマンガンノジュールっの名残ぽいのも見られました。

その後は無事に下山してこの日のマンガン鉱山探索は終了です。

コメント