群馬県桐生市の鉱山について
昨今主に探索を行っている群馬県桐生市の鉱山一覧を、情報整理の為まとめてみました。
桐生市はマンガン鉱山を主として、石灰鉱山、砥石鉱山、タングステン鉱山などが有ります。
群馬県桐生市は群馬県の南東部に位置しており、栃木県と接しています。
1959年(昭和34年)1月1日に菱村が栃木県足利郡から群馬県桐生市に越境合併、1968年(昭和43年)4月1日には栃木県田沼町飛駒の入飛駒地区が桐生市に編入しています。
このページでは資料上の鉱山の所在地が菱村や飛駒村の鉱山をまとめているため、実際には栃木県に位置している鉱山も記載しています。
また、資料の関係上、同じ鉱山が複数記載されています。ご承知おきください。
2005年(平成17年)6月13日には黒保根村が桐生市に編入されたので、旧黒保根村の鉱山も記載しています。
今現在私自身、桐生市および旧黒保根町の鉱山を50カ所探索しています。
探索後まだ記事にしていない鉱山も多々あるので、記事にしたり新たな情報が入ったら、定期的にこのページは更新していきたいと思います。
桐生市の鉱山一覧
津久原鉱山
場所:桐生市梅田町五丁目
各種資料に掲載されている鉱山。
古くはタングステンを採掘していた。近年になり新鉱物の「群馬石」「桐生石」が発見された場所としても知られている鉱山。
今では水晶の産地としてもネット上で人気なようです。僅かながら蛍石も採取可能。
梅田鉱山とも呼ばれている。


十二八州鉱山
場所:栃木県安蘇郡飛駒村入飛駒
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
岩神鉱山
場所:栃木県安蘇郡飛駒村入飛駒
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
野峯鉱山
場所:栃木県安蘇郡飛駒村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
立石鉱山
場所:栃木県安蘇郡飛駒村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
野州鉱山
場所:栃木県安蘇郡飛駒村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
紫水晶やチョロギ水晶で有名な野州鉱山とはまた別のようです。
旧飛駒村に野州なる字(あざ)の記録が残るので、その付近に位置したと思われる。
皆沢鉱山
場所:栃木県安蘇郡飛駒村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
黒沢鉱山
場所:栃木県安蘇郡飛駒村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
久保山鉱山
場所:栃木県安蘇郡飛駒村鍋沢
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
第二光鉱山
場所:栃木県安蘇郡飛駒村鍋沢
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
飛駒鉱山
場所:栃木県安蘇郡飛駒村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
日駒鉱山
場所:栃木県安蘇郡飛駒村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
飛駒東山鉱山
場所:栃木県安蘇郡飛駒村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
高度鉱山
場所:栃木県安蘇郡飛駒村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
梅田鉱山
場所:栃木県安蘇郡飛駒村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
津久原鉱山と同じと思われる。
大辺鉱山
場所:栃木県安蘇郡飛駒村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
東山鉱山
場所:栃木県安蘇郡飛駒村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
東大東鉱山
場所:栃木県安蘇郡飛駒村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
田保鉱山
場所:栃木県安蘇郡飛駒村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
根本鉱山
場所:栃木県安蘇郡飛駒村根本山
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
石鴨鉱山
場所:栃木県安蘇郡飛駒村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
ブログの記事にはしていませんが、探索済み。
淡島鉱山
場所:栃木県安蘇郡飛駒村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
大恵鉱山
場所:栃木県安蘇郡飛駒村後沢
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。

安蘇鉱山
場所:栃木県安蘇郡飛駒村落合
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
倉の沢鉱山(倉ノ沢鉱山)
場所:栃木県安蘇郡飛駒村穴切
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。

倉の沢第一鉱山
場所:栃木県安蘇郡飛駒村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
上記倉の沢鉱山と同一の物かは不明。
穴菱鉱山
場所:栃木県足利郡菱村上菱
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
菱田鉱山
場所:栃木県足利郡菱村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
上菱鉱山
場所:栃木県足利郡菱村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
朝日沢の奥地に位置する鉱山で、桐生市のマンガン鉱山では最大規模で有った。
現在も多くの坑口や、鉱山当時の遺構が残っている。



山菱鉱山
場所:栃木県足利郡菱村上菱
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
山菱鉱山水戸沢坑、山菱鉱山大久保坑、山菱鉱山三窪坑がある。
『国内鉄鋼原料調査 第1報』には、山菱鉱山佐分倉坑の名称も見られる。



満澤鉱山
場所:栃木県足利郡菱村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
ブログの記事にはしていませんが、探索済み。
満澤鉱山と思われる場所には尾根上、沢沿いなどに数か所の採掘跡が残されている。
仙人岳鉱山
場所:栃木県足利郡菱村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
朝日鉱山
場所:栃木県足利郡菱村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
朝日沢鉱山
場所:栃木県足利郡菱村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。


茂倉鉱山
場所:栃木県足利郡菱村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
茂倉沢鉱山
場所:栃木県足利郡菱村茂倉
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
日本産新鉱物である長島石が1977年に、鈴木石が1978年に発見された事で有名。
近年では2024年にセリウムバナジウム赤坂石が新たに発見されています。


茂倉沢鉱山むじな鉱床?
場所:栃木県足利郡菱村茂倉
茂倉沢枝沢沿いにある鉱山。資料に出てくる茂倉沢鉱山むじな鉱床かもしれない。
大切坑と思われる下部の坑道には木製レールが残されている。


茂倉沢鉱山舟ヶ沢坑
場所:栃木県足利郡菱村茂倉
茂倉沢鉱山の舟ヶ沢鉱床で、茂倉沢ではなく隣の舟ヶ沢に位置している。
水平に採掘しており、竜頭(残柱)が多く残る。
下部は坑道掘りもされている。


大和鉱山
場所:栃木県足利郡菱村茂倉
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
菱鉱山
場所:栃木県足利郡菱村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
菱鉱山には桃の木坑と唐沢坑が有る。


唐沢坑もブログの記事にはしていませんが、探索済み。
九州鉱山
場所:栃木県足利郡菱村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
西の入鉱山
場所:栃木県足利郡菱村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
黒川鉱山
場所:群馬県桐生市菱町
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
黒川鉱山は大滝鉱床大滝坑とその他の坑道、穴城鉱床の穴城坑道、大合付鉱床の大合付坑が有ります。
また栃木県側には八戸鉱床が有り、十米坑、二十米坑、三十米坑などが有ります。






第二利栄鉱山
場所:群馬県桐生市菱町
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
一色鉱山
場所:群馬県桐生市菱町一色
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。

上久方鉱山
場所:群馬県山田郡梅田村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
高沢鉱山
場所:群馬県山田郡梅田村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
二渡鉱山
場所:群馬県山田郡梅田村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
忍山鉱山
場所:群馬県山田郡梅田村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。

南方鉱山
場所:群馬県山田郡梅田村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
当実鉱山
場所:群馬県山田郡梅田村トウジツ
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
山地鉱山
場所:群馬県山田郡梅田村トウジツ
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
群馬福岡鉱山
場所:群馬県山田郡福岡村浅原
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
浅原鉱山
場所:群馬県山田郡福岡村浅原
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
小平鉱山
場所:群馬県山田郡福岡村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
光鉱山
場所:桐生市(資料の図より)
『栃木県加蘇・飛駒および菱村地域のマンガン鉱床 珪酸マンガン第5報』に記載の有るマンガン鉱山。

南鉱山
場所:桐生市(資料の図より)
『栃木県加蘇・飛駒および菱村地域のマンガン鉱床 珪酸マンガン第5報』に記載の有るマンガン鉱山。
落合鉱山
場所:桐生市(資料の図より)
『栃木県加蘇・飛駒および菱村地域のマンガン鉱床 珪酸マンガン第5報』に記載の有るマンガン鉱山。

大恵鉱山
場所:桐生市(資料の図より)
『栃木県加蘇・飛駒および菱村地域のマンガン鉱床 珪酸マンガン第5報』に記載の有るマンガン鉱山。

上久萬鉱山
場所:桐生地区
『マンガン読本』に記載のあるマンガン鉱山。
「万」の漢字を「方」と読み間違えただけで、上久方鉱山と同一の鉱山かもしれない。
五所入鉱山
場所:桐生地区
『マンガン読本』に記載のあるマンガン鉱山。
矢筈鉱山
場所:桐生地区
『マンガン読本』に記載のあるマンガン鉱山。
足利にも矢筈鉱山が有るが同一の鉱山かは不明。
ちなみに足利市の矢筈鉱山の探索記事は以下。

旭澤鉱山
場所:桐生地区
『マンガン読本』に記載のあるマンガン鉱山。
漢字が異なるだけで「朝日沢鉱山」と同一かもしれない。
松籏鉱山
場所:桐生市
『東京鉱山監督局管内鉱区一覧』に記載のあるマンガン鉱山。
横川鉱山
場所:東村、桐生市
『東京鉱山監督局管内鉱区一覧』に記載のあるマンガン鉱山。
穴切鉱山
場所:安蘇郡飛駒村、足利郡三和村
『満俺鉱山名簿』に記載のあるマンガン鉱山。
穴切沢沿いにあるので桐生市と思いきや、実は県境の反対で栃木県に位置しています。


穴切沢の鉱山
場所:安蘇郡飛駒村、足利郡三和村
穴切沢に入って直ぐの場所に有るマンガン採掘跡。
縦に掘られた跡が残っている。

後沢鉱山
場所:安蘇郡飛駒村後沢
『満俺鉱山名簿』に記載のあるマンガン鉱山。
上毛鉱山
場所:安蘇郡飛駒村
『満俺鉱山名簿』に記載のあるマンガン鉱山。
黒沢鉱山
場所:安蘇郡飛駒村
『満俺鉱山名簿』に記載のあるマンガン鉱山。
第二大和鉱山
場所:足利郡菱村
『満俺鉱山名簿』に記載のあるマンガン鉱山。
戸塚鉱山
場所:安蘇郡飛駒村
『満俺鉱山名簿』に記載のあるマンガン鉱山。
鍋沢鉱山
場所:安蘇郡飛駒村
『満俺鉱山名簿』に記載のあるマンガン鉱山。
菱田鉱山
場所:足利郡菱村字上菱
『満俺鉱山名簿』に記載のあるマンガン鉱山。
菱岩鉱山
場所:足利郡菱村
『満俺鉱山名簿』に記載のあるマンガン鉱山。
菱満俺鉱山
場所:足利郡菱村
『満俺鉱山名簿』に記載のあるマンガン鉱山。
日之出鉱山
場所:足利郡菱村朝日沢
『満俺鉱山名簿』に記載のあるマンガン鉱山。
飛駒鉱山
場所:安蘇郡飛駒村
『満俺鉱山名簿』に記載のあるマンガン鉱山。
野州鉱山
場所:安蘇郡飛駒村
『満俺鉱山名簿』に記載のあるマンガン鉱山。
根本鉱山
場所:桐生市
『桐生の地誌』に記載の有るマンガン鉱山。
北沢鉱山
場所:桐生市
『桐生の地誌』に記載の有るマンガン鉱山。
繁吉鉱山
場所:桐生市
『桐生の地誌』に記載の有るマンガン鉱山。
福寿鉱山
場所:桐生市
『桐生の地誌』に記載の有るマンガン鉱山。
高千穂鉱山
場所:桐生市
『桐生の地誌』に記載の有るマンガン鉱山。
利栄鉱山
場所:桐生市
『桐生の地誌』に記載の有るマンガン鉱山。
新菱鉱山
場所:桐生市
『桐生の地誌』に記載の有るマンガン鉱山。
菱鉱山とも呼ばれた
興の沢鉱山
場所:桐生市
『桐生の地誌』に記載の有るマンガン鉱山。
桐生砂鉄鉱山
場所:桐生市
『桐生の地誌』『未利用鉄資源』に記載の有る砂鉄鉱山。

山地鉱山
場所:梅田村山地
『日本鉱産誌 B 第1-b (各論 主として金属原料となる鉱石 銅・鉛・亜鉛)』に記載のある鉱山。
方鉛鉱、閃亜鉛鉱を採掘していたとの事。
当実鉱山
場所:梅田村当実平
『日本鉱産誌 B 第1-b (各論 主として金属原料となる鉱石 銅・鉛・亜鉛)』に記載のある鉱山。
方鉛鉱、閃亜鉛鉱を採掘していたとの事。
城山鉱山
場所:梅田村
『日本鉱産誌 B 第1-b (各論 主として金属原料となる鉱石 銅・鉛・亜鉛)』に記載のある鉱山。
方鉛鉱、閃亜鉛鉱を採掘していたとの事。
諸沢鉱山
場所:梅田村諸沢
『日本鉱産誌 B 第1-b (各論 主として金属原料となる鉱石 銅・鉛・亜鉛)』に記載のある鉱山。
方鉛鉱、閃亜鉛鉱を採掘していたとの事。
高沢鉱山
場所:梅田村高沢
『日本鉱産誌 B 第1-b (各論 主として金属原料となる鉱石 銅・鉛・亜鉛)』に記載のある鉱山。
方鉛鉱、閃亜鉛鉱を採掘していたとの事。
採倉沢鉱山
場所:菱村上菱・茂倉
『日本鉱産誌 B 第1-c (各論 主として金属原料となる鉱石 鉄・鉄合金および軽金属)』に記載のあるマンガン鉱山。
茂倉沢鉱山の間違いではないか。
穴菱鉱山
場所:菱村上菱
『日本鉱産誌 B 第1-c (各論 主として金属原料となる鉱石 鉄・鉄合金および軽金属)』に記載のあるマンガン鉱山。
広沢鉱山
場所:桐生市
『桐生の地誌』に記載の有る鉱山。
珪石鉱山のちに採石場となった。
二渡山の砥石鉱山
場所:桐生市梅田町高沢
『桐生の地誌』に記載の有る砥石鉱山。
試掘程度で終わった様子。
桐生市の石灰鉱山
場所:津久原地区、八木原地区、川内町経塚山北などに石灰鉱山が有った。
足尾銅山への石灰供給の為、桐生市には小規模な場所も含め多くの石灰鉱山が有ったとされる。
採掘した石灰は索道にて渡良瀬地域へ運ばれた。
『桐生の地誌』に記載の有る各種石灰鉱山。
仙人ヶ岳付近の砥石鉱山
仙人ヶ岳の尾根直下に位置する砥石鉱山。
斜面にズリ山が有り、僅かながら坑道掘りをしている。


穴切沢の砥石鉱山
穴切沢から少し入った場所に僅かながら砥石を採掘した穴が残る。
ブログの記事にはしていませんが、探索済み。
茶臼山の金採掘跡
桐生市の市街地から渡良瀬川を挟んだ西側に位置している、八王子丘陵の茶臼山の斜面に有る小規模な坑道。
金を採掘したと言われている。
『山田郡誌』には「山上に茶臼山城址あり、西南部の中腹に岩洞あり鉱物試掘の跡なり」と記載があり、『薮塚本町の民俗』には「桐生分には茶臼山が有る。三十米位の穴が有り、入り口は小さいが中は立って歩ける。昔の鉱山の跡では無いか。そこから金が出ると言って自分の金を隠して置き掘ってみせ金を出させてだます人の隠れ家であった」と記載が残る。
ブログの記事にはしていませんが、探索済み。
吾妻山の試掘跡
桐生市街地北に位置する吾妻山に東禅寺側から登る登山コース脇に、マンガンの試掘跡とされる坑道が残されている。
奥行きは無く試掘程度となっている。
ブログの記事にはしていませんが、探索済み。
大沢鉱山
桐生市菱町5丁目付近に位置しているマンガン鉱山。
大沢沿いに有るため大沢鉱山と呼ばれている様子。資料に大沢鉱山の名称が見当たらないが、『国内鉄鋼原料調査 第1報』には菱田鉱山大沢鉱床なる鉱床の記載がある。位置もおおよそ合致することから、菱田鉱山大沢鉱床と思われる。
横沢鉱山
桐生市の朝日沢にあるマンガン鉱山。
数十年前にこの地域の鉱山探索を行った方の手書き資料に横沢鉱山と書かれている。
朝日沢鉱山と同じ鉱山か。
蛇溜淵付近の試掘跡
桐生市梅田町5丁目の道路脇にあるマンガン試掘跡。
試掘跡は2ヶ所有り、地主さんの話によると80年以上前から有るが、どのような経緯で掘られたかは存じていないとの事。

桐生市大茂の山光館裏の試掘跡
桐生市の大茂に有る、山光館なる旅館の廃墟の裏手にある試掘跡。
坑口は2つ有り、試掘跡を室(むろ)として利用していた様子が見られる。

桐生川ダム(梅田湖)東に位置するマンガン鉱山跡
桐生川ダム(梅田湖)東に位置するマンガンの採掘跡。
露天掘りと坑道が残るが詳細は不明。

桐生市は当実平付近のマンガン採掘跡
桐生市の梅田町5丁目の当実平と呼ばれる地区にあるマンガン採掘跡。
多数の露天掘りと石組が残る。

桐生市の馬立のマンガン採掘跡
桐生市の梅田町5丁目の馬立のバス停付近に有るマンガン採掘跡。
人家の脇に小規模な試掘跡が残る。

桐生川ダムサイト東側のマンガン採掘跡
桐生川ダムのダムサイト東側にあるマンガン採掘跡。
露天掘り跡と坑道が残る。

桐生市梅田町の長泉寺付近のマンガン鉱山跡
群馬県桐生市梅田町4丁目の長泉寺裏手にある、マンガンの試掘跡。
極僅かにマンガンを削り取った跡が残る。

桐生市の鷹林寺裏のマンガン鉱山
群馬県桐生市梅田町4丁目の鷹林寺裏にあるマンガン鉱山跡。
多くの露天掘りや小規模な坑道が残る。

朝日沢東のマンガン鉱山
朝日沢東に位置する沢のマンガン鉱山。
沢を挟んで左右に露天掘り跡と坑道が残る。
ブログの記事にはしていませんが、探索済み。
朝日沢東のマンガン露天掘り跡
朝日沢東に位置する沢の尾根付にある小規模なマンガン採掘跡。
ブログの記事にはしていませんが、探索済み。
朝日沢東の金属鉱山と思われる坑道
朝日沢東に位置する沢の斜面中腹に有る坑道。
掘っている岩の様子からはマンガン鉱山では無さそうな様子。
少し離れた場所では金属を溶かしたと思われるスラグが多数落ちている場所が有る。
ブログの記事にはしていませんが、探索済み。
大門付近の銀鉱山
桐生市梅田の大門地区付近の山に、銀を掘ったとされる坑道が残されているとの事。
複数の方からの情報なので、信憑性は高い。
梅田三丁目の大山祇神社付近のマンガン鉱山
梅田三丁目の大山祇神社奥の沢に小規模マンガン採掘跡が残る。
ブログの記事にはしていませんが、探索済み。
黒保根地区(旧黒保根村)の鉱山一覧
黒保根鉱山
場所:群馬県勢多郡黒保根村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
第二田沢鉱山
場所:群馬県勢多郡黒保根村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
田沢鉱山
群馬県勢多郡黒保根村
場所:『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
銅ヶ沢鉱山
場所:群馬県勢多郡黒保根村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
上田沢鉱山
場所:群馬県勢多郡黒保根村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
天狗沢坑、天王坑などが有った。
現地の人への聞き込みでも、天狗沢や天王様裏手に坑道が有ったとの話を伺っている。
馬頭鉱山
場所:群馬県勢多郡黒保根村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
昭和鉱山
場所:群馬県勢多郡黒保根村
『日本のマンガン鉱床補遺』に記載のあるマンガン鉱山。
小中鉱山
場所:勢多郡黒保根村水沼
『満俺鉱山名簿』に記載のあるマンガン鉱山。
関守鉱山
場所:勢多郡黒保根村水沼
『満俺鉱山名簿』に記載のあるマンガン鉱山。
昭和奥山鉱山
黒保根
『群馬県マンガン鉱山図(地下資源報告書7号)』に記載のあるマンガン鉱山。
昭和鉱山の奥山地区にあるマンガン鉱山。
多数の坑口と、ポンプ座跡や巻き上げ機跡と思われる遺構が残されている。


昭和笹鉱山
黒保根
『群馬県マンガン鉱山図(地下資源報告書7号)』に記載のあるマンガン鉱山。
観音沢鉱山
黒保根
『群馬県マンガン鉱山図(地下資源報告書7号)』に記載のあるマンガン鉱山。
川沿いに複数の坑口が残り、道路下には塞がれた斜坑の跡もある。
周囲にはマンガン採掘跡を再利用したとも言われる水路も残る。

林山関守鉱山
黒保根
『群馬県マンガン鉱山図(地下資源報告書7号)』に記載のあるマンガン鉱山。
昭和沢入鉱山
黒保根
『群馬県マンガン鉱山図(地下資源報告書7号)』に記載のあるマンガン鉱山。
昭和鉱山が採掘してた沢入地区にある鉱山。
むじな坑、寺山坑、光石坑、前山坑、麦生坑など複数の坑道が有ったと資料には記載がある。
実際に複数の採掘跡や大規模なズリ、ズリ捨てトロッコのレールなどが残されていた。


葡萄鉱山
群馬県渡良瀬地域のマンガン鉱床の地図に記載の有るマンガン鉱山。
桶水鉱山
群馬県渡良瀬地域のマンガン鉱床の地図に記載の有るマンガン鉱山。
枯木鉱山
群馬県渡良瀬地域のマンガン鉱床の地図に記載の有るマンガン鉱山。
熊沢鉱山
群馬県渡良瀬地域のマンガン鉱床の地図に記載の有るマンガン鉱山。
銅沢鉱山
群馬県渡良瀬地域のマンガン鉱床の地図に記載の有るマンガン鉱山。
堂庭鉱山
群馬県渡良瀬地域のマンガン鉱床の地図に記載の有るマンガン鉱山。
第二上田沢鉱山
場所:黒保根
『東京鉱山監督局管内鉱区一覧』に記載のある鉱山。
第二田沢鉱山と同じ鉱山かもしれない。
坂本鉱山
場所:黒保根
『東京鉱山監督局管内鉱区一覧』に記載のある鉱山。
黒保根の沢入林道奥のマンガン鉱山
黒保根地区の沢入林道奥の沢沿いにあるマンガン鉱山跡。
坑口と多数のレールが残っていた。
昭和鉱山に関連したマンガン鉱床と思われる。

昭和奥山鉱山へ向かう尾根に残るマンガン採掘跡
昭和奥山鉱山に向かう途中の岩場に有った、ごく小規模なマンガン採掘跡。
岩場に露出していた二酸化マンガンを削り取った跡と、小割したズリが残る。

奥山林道脇の坑道
黒保根奥地の奥山林道脇にある坑道。
マンガンでは無く、銅などの金属を採掘目的に掘られたと思われる。

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